第47話 都市進出

あれから錬金術の本をちゃんと読みこみちゃんとした方法で作り出した体力回復薬がこれだ。


名称 体力回復薬

分類 薬品(回復)

品質 低

説明 体力を少し回復させるが素材の品質が悪く効果が下がっている


今はカバンなどがないため少ししか運べないため両手で運べる10本を作り昨日の町の周辺に行くそれに品質は、素材が、自然物ですから品質がどうのこうのと言われたらどうしようもないんですが、まぁそろそろ時間ですから行きましょうかね。


そうして町の周囲まで行くと昨日の薄汚れた姿とは見違えた男が立っていた。まぁまだ痩せこけて服も安物感丸出しだけど仕方ないですね。


「昨日より効果の上がった薬品ですそれとお前の能力を強化しましょうかね」


「ありがたき幸せ」


それからこの人間の能力値の内生産能力と演算能力を限界まで強化してそれからスキルの観察をレベル1で取得させる。


「観察それもレベル1だからそんなに使えないだろうがレベルを上げて鑑定まで上昇セロそうすればお前も私の手駒として使える程度になる

それと今回はこの10本を売りなさい」


「了解しました」


「そうだ明日もこの時間に来なさいそれと今回売った金はお前の食料と薬品を運ぶカバンを買いなさい

残金は好きにしなさい貯金するも良し賭博をするのも許しましょう」


「はっ了解しました」


それからまた迷宮に帰って新たな魔法について勉強しようと思っている。今回は、まったく毛色が違う呪術について学んでいこうと思っている。


呪術はいわば相手を呪う魔法を呪術と言いその内条件付けをすることが出来てそれを使おうと思っている。


《新たにスキル<呪術Lv1>を習得しました》


これを使って私との戦闘では使えないようにしてその代わりに薬品の効果そのものを上昇させる呪術は損と得が釣り合ってないと行けないから、私との戦闘では使えない代わりに薬品の効果を上げないと発動が出来ないのだ。


まぁ呪術は他にも蟲毒あやら色々ありますけど今は使う時ではありませんし下手に使うと、こっちに呪いが帰ってくる呪詛返しやらが怖いですからね。


それからそろそろ魔力量が低く感じるようになってきた。戦闘はあんまり起こってないけれど、眷属を作り出したあたりからそろそろきつくなってきて、そもそも今やっているような強化した半死鬼が教育で能力を伸ばすというのはお世辞にも効率がいい方法とは言えず、能力値を強化したけれど魔力が足りないという場面になってきた。


実際あの人間の能力値を強化したりスキルを習得させたりで私の魔力がカツカツ状態になり現在戦闘になったらこの前はたやすく屠れた衛兵が、4体位居たら割と良い勝負をするんじゃないかと言う程弱体化している。


どうやら足りない魔力を体力で代用したらしく今現在戦闘になったら本当にヤバいと感じている。


最近私が戦闘行為を避けて夜に外で活動してるのはこういう理由がある。

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