第43話 町の探索
ゴブリンを強化するといっても私には教育する能力が皆無ですしそれにスキルを鍛えるにはどうしたらよいのかそれすら分かりません。
それにどうしたものかと頭を悩ませているといい案が浮かんだそれは町に潜入するということまぁ先日の衛兵殺しの件で捕まると思いますけれどそれでも先ずは知識を手に入れないとどうにもなりません。
ここにある本も魔法に関することと錬金術に関する本だけで肝心の本は無しそれなら町に潜入するしか道は無いと思った。
とはいっても町に潜入して目当てのものを見つけるまでそうとう時間が掛かりそうですしあの町は是非とも活用していきたいそう思ったゆえに町の下水道街と呼ばれるところから潜入しようとおもった。
それから夜の森を歩き暫くすると町の明かりが見えてそこには門が閉じていて衛兵が居ない所だった。
まぁ夜ですしこうはなりますよね。
「それはそうとどうやって町に潜入するか」
と頭を悩ませているといい案が浮かんだそれは爪のスキルで壁をよじ登るという原始的でいて確実性の高い方法だった。
浮かんだなら即実行ということで私は、壁に爪を突き立ててよじ登っていった。
なれない作業と壁自体が結構高かった為にに暫くかかり約40分ほど壁にぶら下がりながらなんとか上っていった。
降りる時は、結構簡単でそのまま自由落下すればいいだけで多少の負傷をしたけれどそれも回復や再生で直ぐに治った。
夜ということで街には一人も居らず楽に探索できた。
それから図書館が案の定開いて無くて下水道街から侵入できないかと色々試行錯誤してみた。
その結果見事に図書館に潜入することが可能になった。
それから時間もまだたっぷりあるということで探索してみた結果<従魔の強化方法 初心者編><従魔の強化方法 中級者編><従魔の強化方法 上級者編>
の三冊を盗る事にした。
そうしているともう朝日が上っていて、そこから逃げるように迷宮に逃げ帰ってきた。
それから先ずは初心者編から読んでみることにする。
まぁ読んでみた感想は、やはり初心者編されど初心者編先ず従魔は基本的に主人に忠実でありどんな命令をされても断ることはしないと書かれていた。
まぁその種族の根幹に関わるようなこと例えるなら私は今はありませんが実はゴブリンに牙を突き立てた時に吸血衝動が出てきてんですよねぇ。まぁ吸血衝動もちょっと喉が渇いて水が飲みたいな位でそのゴブリンの血がマズそうだったから我慢できただけでもしもこれから進化して吸血鬼に近くなったら吸血衝動が抑えられないかもしれない。
と言う私に吸血を止めろと命令しても基本的に逆らうし万が一の時は主を殺してしまうという恐ろしいことが書かれていた。
まぁ半死鬼には関わりないけれど、それはそうと強化方法は基本的には特訓をしてスキルを鍛えるのが当たり前で初心者編にはそれしか書いてなかったしそれ以上のは少し見ただけでは、魔力や血を与えて強化すると言った内容だったり他の従魔を生贄に強化と今現在の多くの手駒と手っ取り早いそこそこの強さを求める私には合わないからとりあえずおいておく。
そして3体に私と会話が出来るように教育する幸い初心者編に強化の手順などが載ってるからそれに則ってやってみる
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