前のエピソード――第40話　ゴブリン発見

ゴブリンの半死鬼と言う配下を作ってからまだゴブリンは目覚めておらずまぁ目が覚めるまでもう少し時間が掛かりそうだな。

それじゃあこの内に雌の動物かそれらしき魔物を作っていた。

そうしてタップリ１時間くらい過ぎてゴブリンが目覚めるがやはりゴブリン知能はそれほど高くは無く私が言っている事にギリギリ理解できる程度の知能しかない。

そんな事を考えながらゴブリンを迷宮の第１層に放置してその数を増やしてもらうまぁ迷宮の５階層はどれも簡単な迷路のようになっていてここではあんまり環境が宜しくないから迷宮の第１層はそんな迷路を無くして広い部屋が幾つか繋がった形の階層にした。

まぁその影響で残りの階層が殆ど階段のみになったのはかなり痛いですけどね。

そんな事を考えながら私はゴブリンが増えるのを待ちながらその間暇になりそうだからスキルなどの特訓をすることに決めた。

先ず、どのスキルを伸ばすかかなり悩むけれどやはり統率や念話等のスキルを取得しようか迷っている。

なにせこれから私は個人単位で動くことも当然あるけどそれでもあの迷宮との削り合いの勝負で私だけの短期戦と言うのはかなりと言うか絶対無理であり配下が必要になってく。

そうなると今の様に主人のいる方向にただ無為に歩くだけというのは、手駒として使えない所の話では無く逆に邪魔になる可能性さえ秘めている。

そうならない為に私は有る程度配下の動きを操る為のスキルの統率やそれ系のスキルを取得する必要があるそれに言語のスキルを上げたらもしかしたら魔物言語とかのスキルが生えるかもしれない。

それから配下が増えるまで相応の時間が掛かるからそれまでログアウトしっぱなしで増えたときにログインと言うのはもしかしたらの事態もある為あんまり私が目を離している場所で増えられても困る為先ずは、今日の１時間だけ初めてそれからどんな感じなのか研究してみる事にする。

そんな決意から約３週間たって配下も大分増やせて、そして配下が増えたお陰で鼠算式に増えたから今から配下を抹殺して魔力石を作り出すつもりだ。

それに迷宮の対決にはかなりの戦力が居るそれも数の戦力がそれを解決する為にも先ずは、魔力石を用いて悪逆天神の力を回復させる必要がある。

それからリアル時間で３日くらいかけて魔力石を作り迷宮管理のページに書かれている通り悪逆天神の神結晶に魔力石を捧げると魔力管理の所を見ると１％以下だけどど僅かに回復した。

まぁこのわずかに回復した力によって迷宮を成長させる事ができるとは無いんですけどね。本当に使える様になった魔力が僅かで私でも問題なく自己保管の内で扱える程の魔力しか無くそれにその魔力も迷宮の維持に消えた。

どうやら私が知らなかっただけでこの迷宮今も維持魔力がかなりカツカツ状態らしいまぁ私も１層を改造するにあたって結構他の階層を削ったけどどうやらそれでも足りないらしい。

だったら簡単な話でしか無く色々な道具が置いてある５層と配下の生産＆居住地になっている１層以外の階層を全部削ってそれにどうやら自然に出来た０層も迷宮の入り口と言う事で僅かに魔力を消費しているらしい。

それに気が付き私はそんな０層を削除した。これは０層が自然に出来たとは言え完全に迷宮の一部となっていた事で使える裏技の様な物で多分ここ以外では使えないと思う。

それにより０層は消失して迷宮は、地上に表出する形になった。

まぁこれでも大丈夫かそれよりも今の問題は配下の食糧問題が最優先ですね。

元々迷宮管理の機能により作られた魔物は、食事も睡眠も生殖もしない一種の機械の様な物で魔力石にして悪逆天神の力を回復が出来ない理由はここにもあるらしいまぁ迷宮管理の迷宮知識という所に書いていた文章を丸パクリしただけですが、まぁだから食糧問題がかなり深刻で今は、半死鬼ということで我慢させて餓死したものの死骸を食料にしていますけどこの問題は、近くに解決しなければなりませんね。