第40話 ゴブリン発見
ゴブリンの情報自体はあんまり把握していないけどここでも迷宮管理が活きてくるそれは、迷宮に魔物を配置するのにある程度の図鑑みたいな物があり通常のゴブリンの情報は有る程度揃っている。
因みに私が迷宮内の魔物を魔力石に変えないのは私が味方を犠牲にしたくないや配下となる存在に自死を命じるのが嫌と言う訳でも無く単純に迷宮に所属している魔物では悪逆天神の力を回復させる為に魔力石を作るよりも存在を維持する為に消費している莫大な魔力を削ってしまい本末転倒となりえるからである。
そんなこんなでゴブリンを探して数分案外早く見つかって茂みに隠密と忍足を使いながら近づいた。
《アイシスのスキル<隠密Lv4>が<隠密Lv5>になりました
スキル<忍足Lv3>が<忍足Lv4>になりました》
おっレベルが上がりましたねそれじゃあこの調子でゴブリンを探しましょうかね。
そう言えば異世界物で必ずと言って良い程レギュラー出演を果たしているゴブリンはまぁそういうのを好まない人間でも女を攫って種族の繁栄をと言うのがセオリーだけれどこの世界では、結構違っていて、先ずゴブリンは滅多にと言うか殆ど人間の女性を攫わないらしい。
まぁゴブリンは相手が犬だろうが魚だろうが人間だろうが子を成せる種族は犯されればゴブリンの種族を産むことになるけどゴブリンが人間を攫わない理由は、人間の恐ろしさを理解しているらしくて殆どは他種族の動物の雌をさらってゴブリン種族を増やしているらしい。
まぁそんな事を考えていたら、ゴブリンの巣に着いたからここからは、なるべく殺傷力の高い魔刀は使わずに素手の爪とかで対処していくつもりだ。
まぁゴブリン自体は鑑定してもそれほど強いわけでは無く事前に魔力探知で探っているから数も絞られており直ぐに気絶させることが出来た。
そこでこれまで使っていなかったスキルを使ってみるそれは感染でグール時代に取得したけどこれまで使う相手が居ずにずっと腐っていたスキルだけど吸血鬼になってから新たな効果などが生えてきた。
それは、スキルを発動するときは、吸血を使用する事そして吸血した対象は<半死鬼>と言う種族になるらしいこれは私自身がまだ吸血鬼として未熟なため出来た種族で、グールと生物の間まぁと言っても陽光に焼ける程度にすむ程の陽光に対する耐性と生物との中間という事で私の様なアンデット種と違い生殖で、個体を増やすことが可能になる。
そうと決まれば早速吸血していきますかね。そう決意してゴブリンの群れの総勢6名を吸血して半死鬼として転生させた。
まぁこの種族の様に上位者により進化又は、転生をしたものは主人より強く進化する事は無いから安心で反乱を起こされそうになっても、反乱の意思を持った時点で首と胴体がお別れする事になると言う完全に安全な手段で多分これから私は、このスキルをかなり活用していくと思う。
それなら半死鬼と言う手下が増えた事ですし早く迷宮に帰りますかねそういえばこの道中で増やすための雌の動物か何かそれと肉を狩らないといけませんねなにせ私と違ってこの半死鬼は生きているから生肉を食す必要があるまぁ人間の様に野菜・肉。魚を程よく取りましょうじゃなくて肉食なのでだいぶ楽ですけどね。
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