第7話 ダンジョン3
初めてのステータスの鑑定から数分私は悩んでいた。それは私の強さに関してだった。
なにせ私の強さはお世辞にも強いとは言えずゾンビと正面切っての戦闘なんてしてしまえば私は確実に負けるそんな程に私は弱いと言える。
そういえば私は悪逆天神にこのアバターを作られた事を思い出すなにせ通常は、生誕天神と言ういかにも生誕を司どっていますよ的な神がアバターを作るにも関わらず私だけ特別扱いなのに今の所結構不遇要素しかありませんね。
それで私は悩みながらゾンビを討伐しようと思いながら小屋を出る。
真面な戦闘では勝てると思わない事これが重要ですね。なにせ本当に私の強さは奇襲でもしないとゾンビを真面に倒せませんしね。
そんな事を考えながら私は後少し先にいるゾンビを目の前にあることを考える。
それは部位破壊という物でこのゲームは割かしリアルに準じて作られており首を切る又は心臓か頭を攻撃して破壊したら結構なダメージが入るとこのゲームを始める前にある程度情報収集をしていた時に耳に挟んだ情報を試してみる事にした。
そうして私は凡その生物の弱点になりえる心臓を破壊しようと隠密と忍足を発動して背後から攻撃を仕掛けるが...。
まぁ少し考えてみれば分かる事でこの情報は人間のみ有効と書かれていたのだった。そしてアンデットは既に死んだ存在が動いているというのが当たり前な存在だ。
まぁ何が言いたいかと言うと、ゾンビに攻撃は通らずに尻尾を巻いて逃げてる最中という事だ。
「不味い不味い不味い」
そんな言葉が口から出ているのも分かっているはずも無く私はこの迷宮の外に逃げるしか無かった。なにせ敵のゾンビは単純に足が私よりも早くそして小屋に戻れるほど距離が近く無かったのも理由だ。
そして私には、陽光脆弱と言う陽光に対して死ぬほど弱くなるスキルがある。
それからは地獄だった。
痛い熱いと言う感情しか無く私は思考を放棄していた。
《アイシスは称号<陽光神の嫌悪>と<聖心天神の嫌悪>と<悪逆天神の加護>を取得しました》
そんな声も無意識半分で私は太陽が沈むまで死に続ける羽目になった。
それから夜になりここいらが真っ暗闇になった時間に私は目が覚めた。
それからは足が速くゾンビの事など後という感じで小屋まで帰って行って即扉を閉めた。
名前 アイシス・テルメシア
種族 純血レッサーゾンビ
スキル
種族スキル
腐体Lv5
戦闘スキル
殴打Lv1.体術Lv2.殴打Lv1.隠密Lv1.忍足Lv1
汎用スキル
体力微回復Lv1.観察Lv10.鑑定Lv1
生産スキル
採取Lv1.解体Lv1.加工Lv1
耐性スキル
神聖脆弱Lv10.聖銀脆弱Lv10.陽光脆弱Lv10
称号
<蛮勇者><称号保持者><真祖の血><迷宮発見者><陽光神の嫌悪><聖心天神の嫌悪><悪逆天神の加護>
先ず目に入るのは2つのデメリットスキルそれらを鑑定してみる
陽光神の嫌悪 条件・陽光の加護を外れる存在が得る称号
効果・陽光神の嫌悪
聖心天神の嫌悪 条件・悪逆の神に準じた存在が得る称号
効果・神聖属性の被ダメージ追加
まぁいう事は無い結局嫌悪を得ようとも私にはどうしようもないからだそれでメインとも言える称号を鑑定してみる
悪逆天神の加護 条件・悪逆天神に見初められた存在が得る称号
効果・無し
効果なしですかですけど嫌悪の称号は曲がりなりにも効果があるのに加護の称号は効果なしとは考えられませんしもしかしたら効果を付けられない程に弱っているのかも知れませんね。
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