第5話 ダンジョン1
先ずは称号について考えていきましょうかね。
先ず称号保持者これは、まぁ称号を得た人物が取得する称号でしょうねあと称号の蛮勇者は、多分蛮勇大方このダンジョンに入るのにおすすめの推奨レベルよりも低い人物が取得するスキルでしょうかね。
あと分からないのが真祖の血これはどうしてもしかしてゾンビに真祖と言う存在が...。
なんて冗談は程々に多分吸血鬼の血を持っているから真祖の血と言う称号を手に入れたのでしょうね。
それはそうとこの迷宮を観察してみましょうか
《<旧アイルー王国墓地迷宮>を発見しました》
システムの音ですかそれと迷宮を発見したとはもしかして観察が条件でただ入っただけでは条件が達成されないのでしょうか?
《称号<迷宮探索者>を獲得しました》
新たな称号ですかまぁ今は鑑定できないんでどうしようもないですけどね。
《スキル<観察Lv2>が<観察Lv3>に上昇しました》
「観察スキルのレベルが上がりましたねでも観察の結果は殆ど変わりませんけどね。」
それにしても鑑定的なスキルを取得しないとまともに情報が得られないのが困りものですね。
加えて鑑定を取得しても自分で解き明かすもしくは情報を収集しないと鑑定スキルとしても殆ど使えないという不便性能まぁ自分が選んだ事ですしゾンビを狩りましょうかね。
そうして私は隠密と忍足で後ろから討伐する暗殺者スタイルで討伐をしようと思っていたが迷宮内ではゾンビの数が多く討伐する前に他のゾンビに発見され距離を詰められるというのが何回かあって心が折れました。
何せ相手の方が私よりも全体的なステータスで勝っていてそれでいて尚且つ数が多いというせいで私は迷宮内での討伐が無理なんじゃないかと感じている。
そう言えば迷宮内は墓の穴から入りそれでその下には空間が捻じれているのか完全に墓地が広がっていた。
それに今私が居るのはだだっ広い墓地の中でも所謂休憩所的な場所になっている。
「そう言えばこの場所を観察してませんでしたね」
そう考えながら今いる部屋に向かって観察を使う
【多分休憩所】
まぁ予想はしていましたけどやっぱり休憩所でしたかそれならさっきの見つかって追いかけられそうになって急いでこの部屋に入ったらどこかにいったのもこれのお陰ですかね。
そう考えてえ一先ずここに来るまでに取得したアイテムを観察する
【多分石】【多分枝】
まぁ石を2個と枝が3本其の内の石は殴打に適したでかい石と細長く研げばそれなりに固くナイフになりそうな石が見つかったのだ。
それならこれからはどうしましょうかねこちらの細長い石は今の所削る手段も無いですし加工を使えるようになるのはもう少し後ですかね。
そう考えながら私はゾンビを倒すため石を持って振ってスキルを獲得出来ないか試したりジャンプしてそのまま音を最低限出さずに着地したりと訓練を繰り返す。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます