あやちゃんとの記念日です!
あやちゃんとの幸せな一ヶ月記念デートは素晴らしいものになりました。
私が星好きなのを知ってプラネタリウムに連れてってくれるなんて…それにあやちゃんも気に入ったみたいで嬉しい限りです。
やっぱりまだ外でイチャイチャするのにいは慣れなくて、あやちゃんに我慢してもらうことばかりなのが少し申し訳ないです……。
家に帰ってもお料理を手伝ってくれたり、本当に夫婦になった気分でドキドキしました。
あやちゃんは不器用だから調理実習のときとかも包丁使いが怪しくて、包丁は任せられなかったけど不器用ながらに頑張ってくれました。
その後は一緒にお風呂に入るかと誘われましたが、まだ早い気がしたので断っておきました。
もちろん一緒に入りたい気持ちはあるけど、まだ…まだ心の準備が出来てません!
一緒に入ったことはあるけどあの時と今では関係性も違うし、今日に至っては家に両親もいません。
もしも理性を失いかけたら理性を引き止めるための理由が今日にはありませんから…。
あやちゃんがいないうちにテレビでも見ておこうと点けてみると今話題のドラマの真っ最中でした。
それは恋愛ドラマのようで奥手な二人の男女が様々な出来事を乗り越え、愛を深めていく物語です。
しかし、この物語も大分終盤なようで男性の方が結婚を考えているようでした。
…結婚………
私たちの国ではまだ同性婚が認められていません。
私とあやちゃんが大人になるころには同性婚も認められるでしょうか…?もし、そうなら私とあやちゃんは二人でウェディングドレスを………
そんなことを考えているとあやちゃんがももたに連れられるようにお風呂から戻ってきました。
あやちゃんの身体は火照っていていつもより大人っぽく、思わずドキドキしてしまいます。
あやちゃんと入れ替わるようにお風呂に行きます。
お風呂場までついてきたももたに気づいてももたを撫でるためにしゃがみ込みます。
「ももたぁ〜…私もあやちゃんとウェディングドレス着たいよ〜」
そんな願望をももたに吐きながらも、ももたの柔らかい頬をもみ尽くします。
「ももたも…も、もしあやちゃんと結婚式するならリングドッグとして出てくれる…?」
ももたは私の言っていることが分かっているのか分かっていないのか、尻尾を振って『あぅ』と答えてくれます。
あやちゃんと結婚したいなぁ………
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます