第2話
その後、宿屋を出た影兎(ゲーム世界では、アバターのラビックを平均的に使っていきます。)ラビックは、自身の左手の甲に視線を向けつつ、右手でも触る。
「これができたのも、このゲームが発売されたのも1年前か………… 。」
感傷に浸っているとき、頭に浮かんでくるのは、あの2人とゲームに関する場面だった。
◆◆◆
現実でこのゲーム世界の情報を知ったとき。2人の友人もいた。
1話で登場した文章。それと同時期に全映像業界のCMがこのゲームCMに差し替えられた。圧倒的なビジュアルにNPCのリアルな会話。NPCは違う世界の人類なんじゃないかと疑われていた。ただし、そんな証拠は出てこなくて、大した炎上にはならなかった。そして、あらゆるスペックがおかしい、神っているゲームは、誰も止めようとも思わず日本でゲームの世界が変化しようとしていた、そして発売予告が発表された。発売日はこのCMが流れて6ヶ月後。
◇◇◇
そして、主人公 【佐伯 影兎】《さえき かげと》
と友人の【柳瀬 和樹】《やなせ かずき》
もう1人の【水無月 悠】《みなづき ゆう》
ただの友人じゃなくなったのはこのときからだったかもしれない。
◇◇◇
このゲームをするためには、多額のお金が必要だ。リアルマネー。必要なものは、コフィンと専属のゴーグル。今回のゲーム機器コフィンは必要なものが揃いに揃っているため、これだけでいい。というか、コフィンが高い。1人コフィンと専属のゴーグルで150万 。3人で450万。普通なら挫折するが、2種類の持っているやつでここは成功した。
◇ 発売予告から2か月後
「和樹、悠。どうやったんだ?なんか悪いことしてたわけじゃないよな。それだったらお前らを殴ってでも!」
「落ち着け。俺はなにもやってない。ただ、家が金持ちで俺もお金関係の先生と授業することになったんだよ。大体4ヶ月前にな。それで、親や金関係の先生にも手伝ってもらって、あのゲームの発売予告が6か月後だから、予定切り詰めてやっと予算範囲になったんだぞ。こんな俺でもお前たちに喰らいつきたいからな。というか、金持ちが俺のアドバンテージだっただろう!」
「うわ~。和樹も溜め込んでたんだね。」
「そういう、悠はどうしてたんだ」
「僕の場合は、元々色んな人に貸していたお金をすこしずつ返してもらって、そのお金でゲーム動画を取って配信したんだ。これが思ったより伸びたんだけど目標金額に手が届かないから。ゲーム会社のサイトにあった後払いに関する資料に、特別試験と面接などで、合格すれば。0円で好きなだけ遊んでもらって、コフィンなどの代金は特定のゲーム情報やゲーム内の通貨でも払えるらしいってさ」
「す、す、すげ~!和樹は自分でコフィン買えるし、悠もうまく行けば発売日に間にあうかも知んないし、なのに俺は…………」
「提案なんだけど」
「どうした悠?」
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