無限の可能性は現代にこそある。
紅羽蓮シリーズでは、主に「怪人」が敵として出てきます。
この怪人というのは、異世界では到底現れないですよね。だって、他に敵になるものが、いっぱいいるんだもん。ドラゴンだったり、ゴブリンだったり、スライムだったりね。
でも、そういうのがおなか一杯になってしまうと、「まーたゴブリンか」みたいになってしまう。私も書いていて、「序盤の敵がゴブリンばっかりだなあ」となっていました。
ですが、紅羽蓮シリーズは違います。中世ヨーロッパ風のファンタジー世界では到底出せないようなキャラクターを出すことができるのです。
例えば、最近出てきたのだと、NTRリベンジャー。あらゆる「寝取られ」というジャンルを憎む復讐者で、全裸マントに燃える股間が特徴の、筋骨隆々の怪人。こんなの、異世界ファンタジーで出さないでしょ。
ほかにもロボットの敵だったり、怪獣だったり。現代を舞台にしたフィクションで
出てきたことのある敵なら、すべて出せるのです。
これが、現代ファンタジーのいいところですよね。
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