始章 ぼくたちの「創世録」を
ネタバレDANGER!始章の人物紹介!
【強さの指標】
1…一般市民レベル。
2…非魔導士の剣兵士レベル。
3…銃を持った兵士レベル。
4…クソザコ魔導士。
5…普通くらいの魔導士。
6…かなり名の通る魔導士レベル。
7…いわゆる「四天王」レベル。
8…この世界の中でも最強格。
9…もはや次元が違う。このあたりから理を自在に改編できる魔導士のみ入る。
10…「概念」すら握る神
・人物紹介(矢印は強さなどの変位)
【キングダーズ救済組】
名前:フリデス
魔法:創造(象形魔法)→創世(概念魔法)
強さ:6→9→8(VSアンイェルディ戦)
性別:男
髪は短く、ぼさぼさの青年。「創世」を手に入れてからはロングやらショートやら心の状態により入れ替わる。
生きていたら儲けものと考える考えの持ち主であるも、ちゃっかり敵を倒して食べ物を得るので飢えたことはない。 やりたいことはある程度成果が出るまでやるタイプ。
「創世」を手に入れてからは無気力になり、不眠、拒食症にも悩まされたので、体重は約二分の一にまで落ちた。
「創造」は主にフェルシュのサポートに使用していて、接近戦は多少苦手ではあるものの銃の腕と機転はぴか一。
「創世」からは破壊力を求めたり堅実さを求めた戦い方などころころ変わっていった。なお、フルスペックは出せていない。
へルフレザ(ナータミアの火魔法使い)との戦いでは、フェルシュと2対1で挑んだものの、終始劣勢。
王宮に乗り込めたものの、ボルボムバーに爆破され、瀕死の重傷を負う。
その後、数人の魂と「繋がり」、創世を手に入れてへルフレザとボルボムバー(キングダーズ軍の爆発魔法使い)を含めた魔導士を皆殺しに。
その後、畏怖したキングダーズ王が自殺したこと、その圧倒的な実力から抑止力として王様に祭り上げられ、「壁」の破壊と植民地の建設を行った。
アンイェルディら戦にて、6対一で抗ったものの、1人と刺し違えて力尽き、
木の形をした「資源」となり死亡。
名前:フェルシュ
魔法:操理(概念魔法)
強さ:6
性別:男
つやつやの5:5分けの青年。フリデスとともに壁の上から捨てられた過去を持ち、それからは長年フリデスの唯一無二の相棒であり仲間として行動を共にしてきた。
超高速で移動し、瞬く間に蹴散らす戦い方を得意とするも、魔法に体がついてこず、克服のためにだけ特訓してきたので、ほかの能力を知らずにいた。なので、「操理」と言っても強化魔法の「加速」のほうがふさわしい。
(5倍速以上で体がバラバラになりそうになるリスクは抱えている。)
描写的にフリデスより強そうに見えるが、本気でやりあったらたぶん負ける。
ちなみに「操理」は「創世」に匹敵するポテンシャル自体はある。
性格は夢見がちで、正義感はかなり強く、思いやりもある。だが、敵に対する慈悲の心などは一切ない。
へルフレザには終始劣勢。王宮にたどり着く戦いでは活躍したものの、
「7
名前:リーナル
魔法:シグナル
強さ:5
性別:女
金髪ロングのポニーテール女子でファルフィオスの実子。
壁から落とされる直前、乱心したファルフィオスに抱えられ一緒に落ちることとなった。本人はそのことについてひどく後悔している。
面倒見がよく、決断力、判断力がしっかりあるため、救済組のアジトではお母さんのような立ち位置である。
出力、魔力ともに少ないため、長年修羅場を経験しているものの弱め。
壁の上に仲間を送る役割を果たしていたころ、へルフレザに瀕死の重傷を負わされ、炎で焼かれて死亡。その後、魂はファルフィオス→フリデスに引き継がれた。
名前:ファルフィオス
魔法:縫合、融合、接合(概念魔法)(+シグナル)
強さ:7
性別:男
クールで高身長のイケオジだが、ところどころ無精ひげが生えているリーナルの父親。
過去には壁外で暮らしていた経験もあり、ボルボムバーによって壁内に連れ戻され、政策により懐柔させられたものの、リーナルを手にかける寸前に改心して、キングダーズ救済計画を立てるに至った。
本人は否定しているものの、人の心をつかむ会話を無意識のうちにしていて、かなりカリスマ性がある。
リーナルとともに暮らしているうちに、ボルボムバーなどと互角に張り合えるほどには強くなっていたものの、リーナルの変わり果てた姿に動揺した隙をへルフレザに狙われて、炎で焼かれた。
その後も孤軍奮闘したものの、瀕死でふらつきながらやってきたフリデスに駆け寄ったときに反射的にナイフを刺されて死亡。魂はフリデスに受け継がれた。
ちなみにシグナルは使えることを認知していたら使えた模様。
【ナータミアと壁内キングダーズ】
人物:へルフレザ(ナータミア出身)
魔法:炎(象形魔法)
強さ:7
性別:男
しっかり整った顔立ちを持つイケメンな小柄男子。魔導士であろうとなかろうと役に立たない人間には内心ウンザリとしている。
ナータミアには威皇、双天、四王といった順番の位があり、その中でも彼は最年少で四王となった期待の星である。
かなりの甘党であり、戦いで役に立てない人間には自分の食べ物の調理を任せている。
他人への扱いは乱暴なところもあり、過去には卵焼きに入れる砂糖の量の加減をしっかりしなかったものには、燃え盛る卵焼きを投げてきた。
フリデス、フェルシュにも終始余裕な態度で相手をし、自分と同格のレベルであるファルフィオスを一撃で瀕死にまで追いやっている。
キングダーズに王手をかけるべくボルボムバーと戦っていた時、「創世」に覚醒したフリデスに瞬殺され、魂のかけらも残さず消滅した。
名前:ボルボムバー(キングダーズ出身)
魔法:爆発(象形魔法)(概念魔法)
強さ:7
性別:男
テッカテカのキノコヘアーで半分死んだ目をしている男。もともと壁外で暮らしていて、その後勧誘を受けて壁内で何不自由なく暮らすようになった。
まさに「王のお言葉は絶対。」であり、ヨーダイン(先代キングダーズ王)の命令には一切ノーとは言わず、返事をせずとも仕事に取り組む。
基本無感情であるが、表に出していないだけで、本来は冷徹で自己中心的。
彼には壁外魔導士を壁内に連れ戻す仕事、キングダーズ最高戦力としての防衛がある。
好きなものは味の濃いもの、嫌いなものはないが水筒の中に入った飲み物は惨めなあの頃を思い出して拒絶するそう。
ボロボロとはいえフリデス、フェルシュを瞬殺し、その後はへルフレザと戦っているうちに同じくフリデスにより跡形もなく消滅。
本来爆発は象形魔法の括りで魔力を飛ばして爆破させる、というものだが、彼は感知されやすい弱点を克服するために魔力の起こりをなくした結果、魔力を消費して爆発を起こすというほぼ概念魔法と変わらない域まで上り詰めた。
人物:ヨーダイン
魔法:未来
強さ:1
性別:男
フリデスがキングダーズの王様になる前の王。実はつい最近王位を継承した。
彼は王になった時には父の懐柔政策を丸パクリし、父がうまく懐柔したボルボムバーの忠誠心を利用して、自分の周りの姉や妹たちを「政治に干渉してきそう」という理由で皆殺しにした。
彼は金色と黒色の組み合わせをとても好みにしていて、彼の服装、部屋の装飾が少しでも乱れた際は、専門職の人をいかなる場合でもすぐ呼びつけ働かせている。
一応曲がりなりにも父王のことは軽んじず、彼が作った赤い椅子は今でも文句を言わず座る。
フリデスらが王宮に入った際、直ぐ激高してボルボムバーに殺害を命令。
覚醒したフリデスには情けを与えられたものの、「壁の外に追放されて飢え死にさせられる」といった不可解な妄想に恐怖して逃げるように飛び降り、着地に失敗して死亡。
なお、彼は何かの方法を使い、父から王位とともに「未来」を引き継いだものの、彼には冷静さのかけらもなかったので集中して先の未来も見通すことができず、ほぼ1般市民と変わらない。
【???】
人物:アンイェルディ
魔法:元素(概念魔法)
強さ:9
性別:男
いまだ謎だらけな青年。彼らの一派はある計画のためにキングダーズを襲撃した。
その計画のリーダー格であり、策を練るのも基本的に彼の仕事。
計画に参加した理由は「優しい」から。
元素の魔法もキングダーズで見せたものはほんの一部でしかない。この魔法は火力より汎用性が強み。
絶好調の創世フリデス相手にも互角に戦うことができるただ一人の魔導士。
人物:フォルネルズ
魔法:未来(概念魔法)
強さ:8
性別:男
フリデスの後、キングダーズの国王となった青年であり、アンイェルディの一派。
計画に参加した理由は、アンイェルディと同じく「優しい」から。
チームの不憫役を背負っていて、フリデスの死後堕落しきったキングダーズを守るための王を決めるための多数決では、ほかの四人全員に指名されたうえ、手伝いは無しで一人っきり。 王様になった後も仕事仕事仕事の連鎖で休んだことは一回もない。
彼の「未来」はかなり洗練されていて、5秒くらい先の出来事を見た際はそれはいかなる場合でも変えられない「不可避の確定」を見れる。
(例・5秒後に自分が車にひかれて死ぬ未来が見えたら、空に飛んでも地面に潜っても引かれて死ぬ。)これには「未来」とは別の概念がかかわっている。
ちなみに、彼が王様となれたのはフリデスの「資源」をご神木として祭り上げ、未来予知を神託として民にお告げして、民の信頼を得たからである。
最近は夜な夜な王宮の冷蔵庫に忍び込みお菓子を盗み、家のように組み立ててから食べるのに幸福を感じるそう。実は1回王宮にて何者かに殴打され、瀕死となった事件はキングダーズの歴史の教科書にも載り、子供たちにも知られている。
なぜ彼が他人と同じ魔法を持ってるのか…
名前:アセスタン
魔法:テレポート(概念魔法)
強さ:7
性別:女
アンイェルディの一派の紅一点であり、秘書である(本人談)
仕事遂行能力は一派の中でも一番高く、王様の適性が一番高かったのも実は彼女。
アンイェルディに甘く、フォルネルズに厳しいが、実はどっちも心配している…などと言おうものなら、直ぐ赤くなり「テレポート」でどこかに飛ばされる。
激務をこなしつづけているフォルネルズのことが心配になり、王宮に夜忍び込んだとき、お菓子の家冬バージョンを作るためにマシュマロの袋を探していたフォルネルズと予期せずぶつかり、その時に「気にしていること」を言われたため吹き飛ばした経験あり。
一派の残り二名はいつか紹介します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます