第3話 魔法学校ブリューナク
「は??」
返答はこれ。そりゃあそうなるよ。恥ずかしくて次の会話に困ってたら、
「ん~~」
「、、、まぁ今の生活はあまり好きではないし、おもしろそうだからいっか!」
「俺の名前はユード、これからよろしく。」
「!?!?!?」
え!?そんなあっさり!?今度は僕が困惑した。しかしすかさずユードが僕の手をつかみ、話しかける。
「おーい なにボーっとしてんだよ。 学校行くんだろ?」
「え?うん」
「じゃ、行こうか。」
自分から話しかけているのに、自己紹介のタイミングが完璧に消えたことに悩んでいるうちに、いつの間にかブリューナクについていた。
「へえ~場所知ってるんだ。」
「そりゃね、こんな大きくて目立つんだからさ。」
「ケイル君、ここからあんないよろしくねー」
うん。と返事を返し、まずは事務室に向かう。ユードにテストさせるために。
そこそこのひげが生えたおじさんが、僕らが話しかける前に僕らのことを見つけた。
「ケイル君と、あんた誰であるか?」
「俺はユード。この学校に入学しに来た。」
「じゃああちらの部屋によろしくねぇ~」
とんとん拍子に話がつく。ブリューナクって入学試験の申し込みとかしないといけないんじゃなかった?疑問が残るまま自分はユードに別れを告げ、先に教室に向かう。
◇
~質素な部屋にて~
「ここではあなたの魔法を見せてもらいまーす。」
「手当たり次第に出してくださーい。ただし危害は」
俺は最後まで話を聞かず、銃、ナイフ、絆創膏、ノートなどと作れるものは出してみた。
「juxcyxtVbdnadhyatreabnnjiuyf!!!!?!?!?!?!?!」
なんか先生がおかしくなったが、パニックが収まったらすぐに合格扱いにしてくれ
た。
本来この試験は2ステップあるらしいが、俺の魔法ははとんでもないものらしい。
はあ、、、最初からここに行けばよかったかな。
そのあと長ったらしい質問ラッシュが続いたが、全部テキトーに答えておいてすぐに教室に向かってやった。
ここから俺の生活にきっと色がつくだろう。
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