ウィリエスの待遇やリディエラの振る舞いなど、謎が解けないままにじわじわ時間が過ぎていくのがもどかしいです。
静かに進んでいくのに、どこかでドカンと転機が訪れそうで怖くもあります。
雰囲気はミステリーですよね。
タグの“ハッピーエンド”に縋る思いです。

それにしても、季節の移ろう描写がいつも美しく、溜め息が出ます。
大好きな部分です。

ここに書いて良いか分かりませんが、
『はい、とハルヴェルは眉尻を下げた』の部分はウィリエスの間違いかな、と思います。すみません。