鹿目まどかちゃんお誕生日おめでとうございます

吉岡有隆

鹿目まどかちゃんお誕生日おめでとうございます

 鹿目まどかちゃん、お誕生日おめでとうございます。


 私が貴女に出会ったのは私が三十歳の頃でした。まさか十年前のアニメにハマるとは当時思わず、友人からおすすめされたアニメを見て貴女の存在を知りました。


 当時私はアニメという物を見ない人間でした。親からアニメを見る事を禁止されていたので、幼い頃からアニメを見るという習慣がなかったからです。


 そんな中「魔法少女まどか☆マギカ」を見て鹿目まどかちゃんに出会い、私は人生が百八十度変わりました。


 勿論良い方向に変わりました。推しの居る生活はなんて楽しく幸せで尊いのだという事を知りました。


 今まで仕事とはスキルを磨く為のもの、生活のためと考えて働いていましたが、鹿目まどかちゃんに出会った事により推しのグッズを集めて鹿目まどかちゃん達の為にお金を稼ごうと意欲が湧くようになりました。もう死ぬまで「魔法少女まどか☆マギカ」の為に定年後も働こうと思う程になりました。


 ネタバレ防止の為にここでは細かく「魔法少女まどか☆マギカ」の内容を書きませんが、鹿目まどかちゃんのようにあんなに可愛い絵柄で可愛い少女達が登場して、まさかの結末を迎えるアニメに私は衝撃を受けました。


 本当に強い衝撃です。「尊い」以外の言葉が失せました。


 キャラクター原案をした蒼樹うめ先生に感謝をしたいです。可愛い鹿目まどかちゃんをこの世に生んでくれてありがとうございますと。


 「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本を手掛けた虚淵玄さんにも感服しています。声優を務めた悠木碧さんの声も素敵ですし、魔女の不思議な世界観を作り出す劇団イヌカレーさんのデザインセンスも素晴らしいし、他にも曲を作られた方々、曲を歌われたアーティストの方々、武器設定をした方々や他のスタッフの方々にも「魔法少女まどか☆マギカ」を制作してくださった事にお礼を言いたいです。


 ロゴも可愛いらしくて私はロゴを見るだけで気が狂いそうになる事もありました。ロゴの記載されたグッズを購入しまくる事になるとは最初思いもしませんでした。


 テーマソングも毎朝出勤前に聞いてテンションを上げています。カラオケでも歌う定番曲になりました。


 ここからは鹿目まどかちゃんの魅力を伝える為に鹿目まどかちゃんの説明、魔法少女まどか☆カギカの説明になります。推し仲間を作りたい。


 鹿目まどかちゃんはピンク髪を赤いリボンでツインテールにしている小柄で垂れ目であどけない可愛らしい中学二年生の女の子です。魔法少女に変身後の姿はピンクを基としたリボンとフリルが印象的なスカートの姿をしており、胸元にソウルジェムがあります。


 ソウルジェムとは「魔法少女まどか☆マギカ」の世界では重要なアイテムです。


 この魔法少女の姿のデザインは鹿目まどかちゃんが空想の中描いたイラストを元にしているというストーリーがあり、アニメの中でもそのイラストを描いたノートを鹿目まどかちゃんが親友に見せているシーンがありました。


 私は「魔法少女まどか☆マギカ」にハマった後、ピンク髪のキャラクターを見るだけで鹿目まどかちゃんかと錯覚をし、目元がぴくりと動くようになりました。


 私はレンタルしたアニメを見た後、すぐに「魔法少女まどか☆マギカ」のアニメ、映画のブルーレイを購入しました。ですが未開封パッケージを開封する事を惜しみレンタルや動画配信サービスで何度もアニメと映画を見ました。ブルーレイは大切に保管しています。いつか開封の儀を行いたいとは思っています。


 「魔法少女まどか☆マギカ」に関する漫画や雑誌、書籍も買い集めて読み漁りました。もう持っている「魔法少女まどか☆マギカ」の書籍がないくらいに買いました。


 漫画の単行本から「まんがタイムきらら☆マギカ」、新聞、小説、雑誌の「ニュータイプスペシャル劇場版魔法少女まどか☆マギカ特集号」、「魔法少女まどか☆マギカぴあ」、特集号の「ユリイカ第四十三巻第十二号十一月臨時増刊号」、「成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論」、「KEYANIMATION NOTE」、「魔法少女まどか☆マギカPRODUCTION NOTE」、最近出版された「魔法少女まどか☆マギカ10th Anniversary Book」、「まどマギ展まどかマギカ10th Exhibition Archive Book」などです。


 漫画は原作から派生した物語が沢山描かれていて、「魔法少女まどか☆マギカ」の世界観をより堪能する事が出来ます。


 「魔法少女まどか☆マギカ」以外にも「マギアレコード」というアニメやゲームのグッズも買いました。


 二十歳当時に「魔法少女まどか☆マギカ」の存在を知っていたらシャフトさんやアニプレックスさんなど公式販売元から直接注文をしてアニメ業界の収入に貢献をしたかったのですが、昔のアニメに後からハマってしまったので殆どの書籍は中古店で購入する事になりました。ですが大切にしています。今では公式サイトから購入しています。


 私は元々書籍集めが趣味だったのですが、書籍を集めた後に自分がフィギュアにまでハマるとは思いもしませんでした。今は家中に「魔法少女まどか☆マギカ」のフィギュアを本と共に飾っています。


 私が生まれて初めて購入したフィギュアは、バンプレストさん製造の「劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語「アルティメットまどか」プライズフィギュア」の目をつぶったおやすみバージョンのフィギュアでした。


 何故フィギュアに興味が出たのか自分でも謎です。元々は部屋に置物を置く事が嫌いな人間だったのです。たまたま行った中古店でたまたまアルティメットまどかのフィギュアを目撃して、気が付いたらレジにフィギュアを持って行っていました。


 これはアルティメットまどかが半月型の土台の上に寝そべり、目を瞑り何か夢を見ているような可愛らしいフィギュアです。後から、対となる「悪魔ほむらの目をつぶったおやすみバージョン」のプライズフィギュアも購入しました。この二つのフィギュアは半月型の土台を合わせて一つの丸い土台になる仕様をしており、上に乗った二つのフィギュアは組み合わせると手を重ね合って仲良く眠っているように見えるフィギュアです。とても可愛いです。


 私はこのフィギュアを二つとも土台の上にボンドで固定し、家の壁に掛けて飾っています。このフィギュアを購入した当初は毎日フィギュアを見ては造形に感動して「美しい」と壁に向かって話しかけていたくらいです。とてもプライズとは思えないクオリティの高さです。壁に物を飾る事も嫌な人間だったのですが、気にならなくなりました。


 アルティメットまどか、悪魔ほむらとは何か?それを不思議に思った方は是非アニメと映画を見てください。


 私はこのおやすみバージョンのフィギュアを購入後、目を開けて起きているバージョンのフィギュアも購入しました。アルティメットまどかと悪魔ほむら以外にも制服姿の鹿目まどかちゃん、暁美ほむらちゃん、巴マミさん、美樹さやかちゃん、佐倉杏子ちゃんを購入し、同じく対になるよう二つずつ組み合わせて土台にボンドで固定し、壁に飾っています。


 制服まどかちゃんはほむらちゃんと、さやかちゃんは杏子ちゃんと、マミさんはなぎさちゃんが居たら良かったのですが居なかったので鹿目まどかちゃんをもう一体購入し鹿目まどかちゃんと一緒に対にしました。なぎさちゃんが誰か気になる方は映画を見て欲しいです。


 寝そべりフィギュアはさらに複数体予備を買い、それは土台は使用せずに読書をする際など机の上に置いたり寝る時ベッド横のサイドテーブルに置いたりして使用しています。寝そべりフィギュアに見られながら読書をすると読書が捗るのです。


 ここで他の登場人物についても詳しく愛を語りたいのですが、ネタバレになってしまうので書く事は止めておきます。語りたいのですけどね。ここで「魔法少女まどか☆マギカ」に興味を持ってくださった方は是非アニメを見ていただきたいです。そして映画「叛逆の物語」も見ていただきたい。映画は何度も見る事により深みが出ます。是非何度も見る事をお勧めします。


 映画を見た後に鹿目まどかちゃんといえばメロンだとすぐに連想出来るようになれたら貴女も鹿目まどかちゃんのファンです。


 さてフィギュアの話に戻りますが、寝そべりフィギュアを購入した後に次に購入したフィギュアはグッドスマイルカンパニーさんの「魔法少女まどか☆マギカ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)」鹿目まどかちゃん、ほむらちゃん、マミさん、さやかちゃん、杏子ちゃんの五体です。


 このフィギュアはプライズではなく今は一体一万五千円程の相場のフィギュアです。プライズでも十分クオリティの高かったフィギュアよりもさらにクオリティの高いフィギュアで、購入して我が家にこのフィギュアを迎えて棚に飾った後私は造形の細かさ、美しさに見惚れてしまいしばらく棚の前から動けなくなりました。


 このフィギュアは皆戦闘服を着用しているのですが、武器を持っているバージョンと持っていないバージョンに組み替えられるように部品が付属されています。特にマミさんのフィギュアは武器の銃を持たせる時に指が壊れそうになると噂で聞いたので、銃を持たせる際はとても慎重に持たせました。まどかちゃんのスカートの中はフリルに埋め尽くされています。とても可愛いです。まどかちゃんはきゅうべぇのフィギュアも付属されています。


 きゅうべぇとは何か?きゅうべぇは白いうさぎのような可愛いキャラクターです。その実態が気になる方は是非アニメを見ていただきたい。


 次に購入したフィギュアは「一番くじプレミアム魔法少女まどか☆マギカ Magiccraftフィギュア」の五体です。このフィギュアはアニメや映画では描かれなかった私服に身を包んだ五体のフィギュアです。私は一番くじをやった事が無かった人間なのですが、コンビニでやっていると後から聞き知りました。ラストワン賞の土台違いのマミさんも購入したのでマミさんは我が家に二体居ます。


 次に購入したフィギュアは「劇場版魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」1/8 PVCフィギュア」です。


 「[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」とは、アニメを映画バージョンに編集した映画です。ですが内容が全く同じな訳ではありません。オープニングやテーマソングも変わりますし、アニメだけを見た方は違いをさらに楽しめる事でしょう。映画「叛逆の物語」を見る前に見る事をお勧めします。


 さてこちらのフィギュアは戦闘服で同じく武器を持ったフィギュアですが以前購入した1/8フィギュアとは恰好が異なります。よりアクロバティックな戦闘時の姿をイメージされており、飾ると臨場感が増します。


 その次に購入したフィギュアは…おっと、鹿目まどかちゃんと魔法少女まどか☆マギカの話題からついフィギュアの話メインになってしまうところでした。我が家には今魔法少女まどか☆マギカのフィギュアが全てあります。マギアレコードのフィギュアはまだ購入していないのですが、そのうち購入したいと考えています。


 さて、魔法少女まどか☆マギカは去年十周年を迎えました。まどマギ展が開催されていたのが懐かしいです。


 流行りの病の流行の最中私は行けなかったのですが、まどマギ展に行けた友人に頼みグッズを購入して貰いました。


 一番気に入っているのは「ぽてっとマスコットぬいぐるみ」です。まどか☆マギカに登場するキャラクターが可愛らしくデフォルメされた小型のぬいぐるみです。とても気に入り、本棚に飾っています。何処かへ行く際も持ち運びぬいぐるみと共に風景写真を撮ったりしています。


 最近新作映画が公開予定と話題になりましたね。キービジュアルやPVを見ましたが登場人物全員の衣装に変化が見られました。まどかちゃんは映画のPVに少ししか映らなかったですね。まどかちゃんの戦闘服の色も黄色いカラーはなかったはずなのに黄色いフリルが追加されている…?と思いました。光の辺り加減な気もしましたが、何故衣装が変わったのかが気になるところです。


 まどマギ十周年記念サイトへ行くとトップ画像に「ありがとう、そしてこれからもー」の文字。最新映画のキービジュアルには「さぁ、物語をつづけましょう」の文字。そして最新映画の新しいサイトの紹介文には「そして、新たな始まり」の文字。


 まどマギはいつまでファンを楽しませ続けてくれるのでしょうか。死ぬまで楽しませて欲しいです。その為に長生きしたいです。最新映画が凄く楽しみです。


 ところで、最新映画は2024年冬と書いてありましたが、冬って何月の事ですかと気になっています。


 映画発表と合わせて悪魔ほむらのフィギュアの再販情報もありました。勿論購入しました。アルティメットまどかの再販もして欲しいなと思います。


 改めて、魔法少女まどか☆マギカの最新情報ありがとうございます。鹿目まどかちゃんお誕生日おめでとうございます!鹿目まどかちゃん、今後もよろしくお願いいたします。


 吉岡有隆

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