第2話

「嘘でしょ」


「どうしたの?春?」


クラスメイトの大半(主に女子は固まった)学校一のイケメンで他校にもネットにも有名にもなっている、先輩がクラスのパシリインキャと楽しそうに来て居るからだ。


そして、お兄ちゃんは俺に小さい声で耳を当てるように

「お、みんな優のこと見てるじゃん」


いや、確かに俺を見て居るけど、みんなお兄ちゃんを主に見てるんだよ。


そして、今の行動でさらに目立ってるよ。


兄「お兄ちゃん、楽しそうにやってて嬉しいよ」


お兄ちゃんは感動して居る。

だが、ごめん実際はその完全に逆なんだ。


「とりあえず、ここまでだな。じゃあなぁ!」


「うん」


お兄ちゃんは俺にジュースを渡して帰ってくれた。


そして、クラスメイトは溜まっていたものを吐き出すように


「どう言うことよ!!」


「なんでインキャがー!!」

 

叫び声が上がる。

そして、


「なんで、アンタがカズ先輩と仲良くしてるのよ!!」

俺のことをパシリにしている、春さんが俺の服を掴む。


特に隠す理由もないから、俺は

「お、お兄ちゃんだから」


そして、クラスはまた叫び声が上がる。


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