嫌われ者な俺!!クラスの3大イケメンと仲良い俺は色々あって男を含めて学校中から狙われる。

激 辛

第1話

この学校には3大イケメンが居て、3大イケメンは俺と仲がとても仲が良い。だが俺は他の人達からは嫌わられいる程である。


 

 だが、3大イケメンの親友ポジは強く、話したこともない、俺を見る度に汚物のような目で見てくる女の子から急に頼まれ事をする。

 「お願い!!カズくんにこのラブレターを渡して」


カズくんとは、和のことだろう。和は俺の大切な親友の一人でこの学校の3大イケメンの一人だ?


 「君、確か隣の」


「田島 叶だよ。」

 田島 叶さんは確か話によると、クラスでかなり人気があって告白も何回かされてるらしい。流石、カズ・・・やるねぇ!


「田島さんね。その・・・これ一応聞くけどラブレター??」


「そうだよ!!頑張って可愛いく作ったんだから」


「そうなんだ・・・次聞いていいからな」


「何?正直、アンタとはそこまで話をしたくないんだけど」


今少し前の所からドンっと!音が鳴った。

 『俺の親友になんて口してんだよ!!』って感じかな?


 「ビックリした!!」


「そうだね。俺もビックリした」


 おそらく、鳴らしたの・・・カズくんだろうな。さっきここに来るっ

て約束して来てないから。


 「じゃあ、私行くね」


「待って!!」


「何??さっきも言ったけど別にアンタとは話す気無いんだけど」


「なら、別に俺も渡す必要もない。」


「はぁー??」


「とりあえず一回話しを聞いて」

 俺は得意の怖い顔をする。


 「わかったわよ。」


「じゃあ、一応知っての通りカズは俺の親友だ。だからガスのことをどう思ってるのか聞きたくてね」


「そんなの・・・別にいいじゃない」


「じゃあ、渡さない」


「何でよ!!」


「得体の知れない物を親友に渡せないからね」


「得体の知れない物じゃないわよ!!正真正銘のラブレター」


「もし、それが本当にラブレターなら、何で俺に渡すの?」


「それはさっき自分で言ってたじゃん!!アンタがカズくんの親友だからよ」


「いやいや、それよりも学年一嫌われてる?俺に?普通これがラブレター程大切な物なら、話したこともない人を睨むような相手に渡さないよね」


 「・・・それはごめん」


またドンと!!音が聞こえる。

 『調子よすぎなんだよ!!』的な感じかな?


「とりあえず、謝罪はいいからさっきのどう思ってるのか教えて、じゃないとこの紙をラブレターだと信用出来ない。」


「・・・初恋だったのよ」


 「ふんふん、まぁイケメンだからなぁ。それで」


「それでって」


「いや、初恋だけって言うのは理由は薄い。つかそんなことなら誰でも嘘つける。」


「・・・分かった、言うわよ!!私、正直クラスでかなりモテてるんだけど、昔はそうじゃ無かったの」


「ほうほう」


「まだ入学した頃、中学までボッチだった私は、高校でもそうなるかと思ってた。」


「そこで、」


「そう、カズくんが話しかけてくれて言ってくれたの


余計なお世話こと言うかもだけどよ、一人で居ると良いことは沢山ある。けどさ、一人で居ると同時に一人出来る限界も見えて、誰か欲しくなることはあるよな。だから、もし、お前が必要だったら手伝わせてくれねぇ


って、」


また、ドンと!音が聞こえる。

 『それは、俺の黒歴史だ』かな


 昔俺がカズに言ったようなセリフだなぁ・・・


「それから、カズくんは友達を紹介してくれて、それから私は友達も出来て、今になったの。だから一年から高2の今の一年間、ずっと好きだったの」


「なるほど、カズの気持ちが本物だったことは分かったよ。」


「本当に!!」


「でも、ダメだ。」


「何でよ」


 「こんなラブレターを使うとカズに嫌われるだけだよ」


「・・・っ!!」


田島さんは、顔引きずってる。


 「その顔田島さんも分かってるじゃん。ラブレターなんて、何回も貰ってるし、もうカズはラブレターを貰いたくないって言ってくらいだ。最近だと書いた送った人の名前だけ確認して、それで終わりってこともあるよ。」


「・・・それでも良い、」

だよね。これはもう有名な話だから、それ覚悟で俺にラブレター渡して来たんだし。


 「だって、初恋なんだよ。失敗したくないし」


「違うでしょ」


「・・・っ!」


「失敗したくないなら、直接行っても変わらない。ならあえて失敗しやすいルートをする選択をする必要はない。」


「・・・っ」


「失敗が怖いんじゃない、振られる、振られる時のカズの顔を恐れているんでしょ。」


「・・・そうよ、そうだからラブレターにしたのよ」


「なら、やっぱりしない。カズの手間を取らせてイラつかれるだけだし」


「なによ、聞くだけ聞いておいて」


 「あー、そうだよ!悪いか?元からこっちは利用される前提話を聞いていんだ、それなら対等な書き方をして何が悪い!!こっちはなそもそも田島さんの初恋より、親友のいっときの平穏の方が大切なんだよ!」


「・・・っ」


「俺だって親友の恋愛は応援したい。だから親友の恋愛間は把握しているつもりだ。そして、だからこそ!!こんなラブレターなんか、直接告白する勇気もねぇ奴がokして貰える訳もねぇのにわざわざ手間取らせるかっつの!!」


「・・・私は、勇気なんて持てない。振られるのは分かってるよ。だから、振られるの分かってるなら自分を傷付けないんじゃん」


「なら、ラブレターを見られないなら、振られ方なら、満足するのか?それが最低限の傷なのか?」


「・・・」


「違うだろ!!」


「・・・!」


「俺はこのさっきの話は嘘じゃないと思ったよ。初恋の話も、親友に良くして貰った話も、何よりもな俺は知ってるんだ。」


「何を?」


「親友が好きな人に悪い奴は少ないって、田島さんが好きになった人の見る目のあるセンスから、君が良い人だってわかるよ。」


 田島さんは涙を流し始めて、はっきりしない言葉で言う

「・・・なら、・・・なら、ラブレターを渡してよ、辛い選択をさせないでよ」


「だから、俺はラブレター渡して親友に嫌われるよりも、告白して、振られきたほうがダメージも少ないし、何よりそっちの方が次だって、何度だってカズに告白出来るから」


「・・・ふ・・・振られる前提なんだね」


だってもう、ラブレターでやり過ごそうとした事実は本人にバレてるからな。もう手遅れというか。


 「俺は言いたいこと言ったから、それでもラブレターを使いたいなら、渡すけど」


「・・・いい、頑張ってるみる。」


「その勢だ!」


 

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