第18話 最後の手段

――うう~ん、タッくんの舌も唇もぷにぷにで毎日毎分毎秒食べても美味しいよぉ~


――ホッペも美味しい、いつまでもぺろぺろできる、甘露


――うあ、あ、う、おねえちゃ……



 ベッドで向かい合う男女

 小さい男と年上の女が二人。

 二人はまるで人形のように男を抱っこしながら、その舌でペロペロチュパチュパ男の唇を、舌を、頬っぺたを、耳を首を、そしてやがては……イロイロな部分を舐めていた。

 男もされるがままではない、その手を伸ばして両手で女たちの身体に触れる。



――ほら、タッくん、手が止まってるよ? いーい? 女の子の身体も、ココとかココとか、その可愛い指でいっぱい触ったり、たまにはぺろってしたりするんだよ?


――タック、もっと積極的に、だけど痛くしないように。お前が私たちの身体に触れてはいけない場所はないけど、それでもデリケートに大切に



 タックは毎日お姉二人と、時には一対一で、思う存分愛し合った。

 そして二人に色々と仕込まれていた。

 それがテロリストの女たちから情報を得たりするのにも役立つという名目で、任務中にも合間を見つけてヤッていた。

 だからこそ、この場合も……



「よっ、この鎧を外して、胸当ても……」


「「「ちょっ!?」」」



 ベロチュー呼吸……をするはずが、何故かオルガスとエクスタの二人の身に纏っている鎧や衣装を脱がしていくタック。


「なんで、早くベロチューしないと!?」

「どうする気にゃあ?!」

「姫様たちをすっぽんぽんだわん!?」


 なぜすぐにベロチューしないのか?

 全裸にしてどうするのか?

 サーオたちは戸惑い動揺するが、タックは真剣だった。

 そして……



「いいオッパイです……でも、大きいからいっぱい刺激しないと……よーし! いただきます!」


「「「わァ!?」」」


 

 タックは仰向けになっている全裸のオルガスとエクスタにダイブする。

 そして、その唇を


――ぺろおろろろろろっろちゅぱぱっぱぱぱぺろろおろろろろぱ


 二人の頭を抱き寄せ、同時に、交互に、唇を舐め回した。


「なっ、なんという豪快な?! あ、あんな可愛い子が、あんなに積極的に……」

「早いニャ!? し、舌の動きが見えないニャァ! ごくり」

「し、しかも、手が、わ、あああ、お、男の子が、自ら女の子の身体を、わ、わんわん!?」


 そして、その両手を使って、オルガスとエクスタの身体を弄りまわしていく。

 それを小さな可愛い男の子が自分の方からしてくれる。

 この世界に住む女たちにとっては、見ているだけで体が熱くなる光景だった。



「ぷはっ、ベロチュー呼吸……そんなに効果あるのかな? でも、どうせなら、色んな所を舐めて――――」


「「「ふにゃあああああああ!?」」」



 ベロチューだけではたりない? 手で触るだけでは足りない? ならばあらゆることをしようとタックはあの手この手を駆使する。


「う、うそ、あんなに可愛い男の子が、え? タダで? タダであんなにしてくれるの? ううん、男娼だってあそこまではしてくれない!」

「そ、そうにゃ、ボーナスの日に一回だけ行った、超高級のアレ……アレよりも激しくテクニシャンだにゃ!?」

「あ、ああ、あんなに触ってくれて、うわ、あ、あんなところまで……」


 もう、サーオたちも腰を抜かしてしまった。

 タックの仕込まれたあらゆる技術に圧倒されてしまったのだ。

 一方でタックは……


(オルガス姫とエクスタ姫、二人とも少しずつ顔に赤みが……心臓も少しずつ早く? だけど、まだ足りない……もっと刺激……もっと刺激がいる! このままじゃ……)


 この世界に倣っての蘇生方法を試みるが、まだそこまで効果を実感できないタック。

 ベロチューだけでなく「舐めてない場所がない」と言えるほど二人の身体にキスをしたり触ったりするが、まだ足りない。


(ダメだ、諦めない! そうでしょ、お姉ちゃん! 俺、必ずこの人たちを救ってみせるよ! あの時、毎日のようにしていたお姉ちゃんたちとのトレーニングは、今、この時のために繋がっていたんだよ!)


 やがて、変化、緩急も交える。

 ただ素早くだけでなく、上下に、斜めに、円を描くようにと、バリエーションも豊富に駆使する。


「す……すごい……こんなの男の子にされたら……」

「にゃ、にゃんてこった……」

「わ、わんだふる……」


 これはあくまで人命救助。邪な思いで見るなど、あってはならない。

 しかし、それでもサーオは、そしてバターもプッシーももはやモジモジしたまま地面で悶えまくっていた。


「はっん、か、おっぅ、ご、がっ、ん、あ、ご、お!?」

「ふぉおお、おのおぉほぉおお、んほ、ぉおお?!」


 そして、徐々にオルガスとエクスタの身体にも反応が見られる。

 タックにナニをされているか分からないのだろうが、それでも体は自然と反応していた。


「あ、も、もう少し!」

「姫様たちが! が、頑張るにゃ、かわいこくん!」

「がんばるワン! もっとぺろぺろ! いや、もうここまできたら……」


 あと少しだ。

 だが、まだ刺激が足りない。

 ならば他に何がある?

 今以上の刺激……それは――――


「お願い、かわいこくん! もう、それしかない! 君が最後の希望なんだよ!」

「頼むにゃあ! 早く、姫様が死んじゃうにゃァ!」

「わんわんわーーーーん!」


 ソレしかないと、タックにせがむ三人。

 そしてタック自身ももうそれしかないと自分でも思っており……


(二人は、ここから先は『初めて』なんだろうけど……でも、ごめんなさい! 俺……でも、必ず救ってみせます!)


 タックも迷わず今はイクべきだと……



「いただきます!」

 


 ——そして、その果てで……



「「♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」」


 

 二人の女は意識を取り戻した。

 そして、「目覚めた」のだ。



――あとがき――


そして、時を飛ばします。


というわけで、コレの詳細な状況というか全て完全開放状態を要望される方は、下記までどうぞ~


https://novel18.syosetu.com/n6118ik/


ノクターン版を投稿してます。

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