サブキャラ・その他(追加予定有り)


風美 南美(MIMI)


 Twilight Diva黄昏色の歌姫というアイドルユニットに所属する一人。普段は黒髪なのだがステージに上がる際には茶髪のウィッグを付けて正体バレを防いでいて瑠理香とは逆パターンの少女。瑠理香の従妹で所属する事務所の社長の娘。

 三人の仲では賑やかしでムードメーカー&マスコット的な存在。実は幼馴染のカレシが居るが秘密。



風美 亮一


 瑠理香の父親で元はエマの現役時代にはマネージャーもやっていた芸能界で生きて来た男。エマと自分の不祥事を快利の父の昇一に過去に助けられたことが有る。現在は事務所の重役に就任している。



風美社長


 Twilight Diva黄昏色の歌姫を始め多数のアイドルや俳優それに歌手が所属する芸能事務所『F/R』の社長。『F/R』とはフェイク/リアルというのが正式名称。またメンバーの南美の父親でもり瑠理香の伯父にあたる人物。快利の資質を見抜いて社運を賭けたもみ消しを依頼した。



ポロ(ポメラニアン)


 小型犬で秋山家のペット。当初からの数少ない快利の味方と本人は思っていたが実際は世話をしてくれる唯一の人間が快利だったので懐いていただけ。最近は母や姉妹も、お世話をするのでそこまで重要視されていない。グラスドラゴン達のせいでほとんど出番は消えて基本は犬小屋にいる設定。



深見健二


 週刊誌の記者で性格がゴミのような人物で一部の芸能人からは『ゴミ健二』と不名誉なあだ名があって由梨花たちの父親の加藤と同じく不名誉な呼ばれ方をしていた。実は過去にも韓国の有名な俳優のスキャンダルを狙ったり今回は瑠理香たちのスキャンダルを狙っていたが勇者の力で完全に叩き潰された上に異世界に放置され恐らく死んだと思われている人間。現実では行方不明扱い。



ドノンシス・シィ・エルントゥーナ


 王国の宰相で苦労人。実は内政最強なハゲのおっさん。快利の用兵術を始めとした軍学の師匠で快利の成長に一役買っている。元々はグレスタード四大侯爵家の中では一番若い家柄だったが上の三家がポンポン消えて行ったから強制的に人類では王家に次ぐ家柄になってしまい、その家を支えることになる苦労人。

 甥は優秀な騎士で快利の旅の仲間で勇者パーティーの一人のライ。自分の息子より有能で一時は本当に養子に考えていた。なお自分の息子が思った以上に凡才で頭を抱えている。外伝では孫たちが魔法の才を開花した事を喜んでいるが後々の災いと幸運の種になるとは、この時は思っていなかった。



バリアンス・マガトノルダーク


 元は弱小貴族の家の出だが魔法だけで身を立てた有能な魔法使い。元勇者パーティーの一人で快利とは王都から出発する二週間前に初めて顔を合わせる。その後、快利の魔法の師匠となるが僅か二年で完全に抜かされ今は逆に教えられているレベル。

 快利の転移後は快利本人よりも快利の使用した因果律操作魔法に興味津々でそれについて詳細を聞きたがっていた。また快利を欠いた状態の元勇者パーティーでは一番まともに交渉が出来るので国王の異世界侵略の先兵にもなっていた。

 しかし彼自身の狙いは別で異世界侵略など今の弱った王国には無謀と考え快利と協力し王を止めようと考えていた。最終決戦では快利に付いて行くのは自分の体力や能力では限界と考え王国に残りサポートに徹した。現在は王国筆頭魔導士という謎の役職に就いている。



ギュルンスト=ロッシュタール


 王国の伯爵家当主で斧使いの大柄な戦士。パワータイプの戦士で快利とは旅の出る直前に王城で初顔合わせする。パーティー内では一番豪胆で脳筋な男だが貴族としての矜持も併せ持っていて見かけによらず紳士。

 全てを力で解決するために快利やバリアンスとは昔はよく揉めたが旅の途中で仲間となっていく内に柔軟な思考も持つようになる。魔王サー・モンローそして邪神キュレイアとの戦いの終わった後は侯爵にも推挙されたが断って自領に戻って領主になっていた。

 本編の冒頭では内心で領主の仕事に飽き飽きしていた時に魔王シリーズが出現しいの一番に快利と魔王退治しようとやって来て逆に快利を元の世界に送る契機を作ってしまう。そして時空宮殿で合流後は快利と共に王の暴走を止めるために戦い最終決戦では王国の平定のために王城に残り戦いの後は自領に戻った。



ノアケール=ヴァインガー


 王国随一の魔術使いで元勇者パーティーの一人。老人よりは若い壮年の男性。基本的に無口な研究者タイプで魔法よりも魔術を使いこなすために魔術使いという扱いを受けている。本人は王国に雇われた平民出身で内心で王国で少し前まで蔓延っていた貴族主義を嫌っている。

 自分の才能を認めてくれた現国王や一部の貴族には心を開いているが基本的に貴族嫌いで旅の仲間の三人との関係は良好では無かった。反対に異世界転移して来た平民である快利には興味の対象と貴族ではないという理由から友好的で旅の中で割と話をした人物。

 本編では故郷の村に戻り一人で魔術の探求をしていたが異世界侵略のために再招集されたがバリアンスと話し合った結果、快利と合流し王を止めようと考え動いた。平和利用されると思っていた魔道具を侵略の道具に使われ憤慨していた。

 最終決戦で合流し快利たちと戦ったが最後は王城に残り現在は王国の監視のために村ではなく王都に残り研究生活をしている。


 

ルートリヒ第一王子


 慧花の腹違いの兄で王位継承権持ちの王子で極めて温厚で政治をする者としては未だ発展途上で、戦闘はからっきしの内政特化で甘さの残る王子。快利とは王城で話して以来、弟のケーニッヒ(転生前の慧花)を通して何度か話をした程度だったが魔王討伐後からは友になる。

 王族に共通するのは美形という点で快利がコンプレックスを抱く位にはイケメン。本編では描かれていないが慧花の不審死を真相の知る者以外では唯一なんらかの裏が有ると見抜いた人物。

 戦争には反対派で父であるフリードリヒを止めようと動くが逆に囚われ反逆者とされた後に人質にされてしまう。その後は時空宮殿の最終決戦で弟共々、救出されて以降は王族としての覚悟を決め父を廃し自ら国王に立った。



ハインリヒ第二王子


 慧花の実の兄で継承権第二位の王子、兄に比べて多少は戦えるが慧花(ケーニッヒ)に比べれば凡才レベル。内心で弟であった慧花を恐れていたが大事な家族でも有るから内心は複雑だった。

 腹違いの兄であるルートリヒの事は尊敬し同じ和平路線を願うため反目はしていなかった。兄弟三人の仲は極めて良好で戦時なのも幸いし兄弟同士の闘争やお家騒動には発展しなかったと言われるが実際は彼が調整していたのも多分に有る。

 ルートリヒ同様に戦争には反対で異世界侵略にも懐疑的だった。戦後は自ら継承権を放棄し甥であり兄の息子のみを後継者にするよう進言した人物で自らは臣下となり一地方領主になることで戦後の混乱を避けようと動いた。


本編


https://kakuyomu.jp/works/1177354054934588731

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