おまけ4・名付け秘話 穂乃美編

【向井 穂乃美(むかい ほのみ)】



 穂乃美も悩みました。当初は、想(元:きょう)とのペア感などを色々と考えて、『織芽(あやめ)』にしていました。


 大きな違和感があった訳ではないのですが、想の名前が変わったのと、字面じづらが少し読みにくいので、こちらも変更しました。


 初めは、想の妻とアーロは同一人物で、天才研究者であるという構想だったので、『天才』『秀才』『才能』などのキーワードから、『秀(ほ)』『能(の)』などの音を入れました。


 想と被らないよう、サ行は避けたいと思っていました。


 それから、大人っぽい雰囲気を出すために『ほのか』『みほの』などを考え、『美穂乃(みほの)』となりました。


 ですが、書いているうちに、とある芸能人のかたの響きにそっくりだということが気になってしまい、順番を変えて、『穂乃美(ほのみ)』に落ち着きました。

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