間話
魔法とスキルについて。
魔法は誰でも扱える。が、適性属性がそれぞれ人によって決まっている。
『火』『水』『土』『雷』『光』『闇』の6つ。
そして適性の魔法を使用し、経験を積むと魔法レベルが上がる。ただし、魔法を使用するには魔力を必要とし、体内の『魔力量(SP)』が尽きると魔法は発動しない。魔法と同様に経験を積むとSPの上限も増えていく。
スキルは大きく分けて3つ。
『基本スキル』『職業スキル』『ユニークスキル』がある。
基本スキルは誰しもが取得可能な能力で、生まれ持って持つモノや鍛錬によって発現する。
戦闘に関してなら『武術』や『剣技』のスキルが、
冒険に関してなら『気配察知』や『暗視』のスキルがある。
職業スキルとは神殿での儀式を経て得られる『職業』にまつわるもの。
武闘家になれば『身体強化』や『威圧』のスキルが、
料理人になれば『熱耐性』や『感覚拡張』のスキルが身につく。
もちろん転職は可能ではあるが、非常に難関な上に転職前のスキルは使えなくなる。
最後にユニークスキル。これは誰もが身につけられる訳でもなく、個人ごとに備わるスキルで"生き様"によって変化する。特殊な効果や絶大な影響を及ぼすスキルも少なくないが、限られた者しか発現しない。
基本スキルと職業スキルについては魔法同様にレベルが存在するが、ユニークスキルにはレベルの概念はない。
異世界には町人や冒険者、王族の護衛軍や組織的な盗賊団など様々な人間が存在するがほぼ全ての人間がなんらかの職業に就いており、スキルと魔法も大なり小なり使用する。よって、科学的な文明が皮肉にも発達せず、研究者と呼ばれる者達は魔法に関するものか"食"に関するものしかいない。
勇者・リューセイ達の他にも過去、記憶を保ったまま転生した者もいるがそれぞれ元の世界にいた文明を持ち込むことも広めることにも失敗している。しかしながら"食"については一部伝統化されている。(ただし過去の転生者は勇者としてではなく、明確な宿命は与えられていない)
リューセイ達の宿命とは…
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