三匙め
ある日、ある時、ある少女。
まっしろ兎に招かれた。
まっくろ穴に落ちてって、
まっくら闇の地面の奥の
まったく知らないヘンテコ世界に招かれた。
まばたきひとつで百年経って、
四季が巡って呼吸がひとつ。
くるった時計と踊るうち、
元の時間もくるくる狂う。
くるった世界でくるった少女。
自分の名さえわからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます