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2023年12月22日 07:30 編集済
井戸端じぇったさまこんにちは。「学校教育」というテーマは考えさせられますね。以前長いコメントをいただいたときにも感じましたが、普段からこの問題になみなみならぬ関心を持ち、調べ、考えていらっしゃるのが伝わってきます。大人側の言い分についても、もっと腰を据えて聞いてみたいです。終盤の解説として駆け足で通り抜けるのは何とももったいないような気がして……。とはいえ、今回は子供側が主役なので、バランス的にこれが正解なのでしょうね。井戸端じぇったさまの筆になる、大人視線の同テーマの作品を読んでみたいです。辛くて読めなくなるかもしれないですが。追伸)不快に思ったりはしていませんよ! 私の書き方が悪かったかもしれません、むしろすみません!展開や登場人物のことばに胸をつかれるものがあり、そこに秘められたものの深さを感じていました。おっしゃるように、ひとつの作品に詰め込めるテーマには限界がありますし、必要に迫られて割愛する場合もありますよね。ちらりとのぞいた深淵につながる道に無理くり潜り込んであれこれ尋ねるということをついついやっちゃうんですけれど、それを望まない作家さんもいらっしゃるかもといまさらながらに思いました。ちょっと話がずれちゃいましたけど。ご返信ありがとうございました! いろいろお聞かせいただき嬉しいです。
作者からの返信
自分の力不足のせいで、ご不快な思いをさせてしまっていたら申し訳ありません。おっしゃる通り子供目線で書いているつもりなので、あんまり深掘りはせずにいました。もしかしたら初めて指摘いただいた柳田の回想もちょっと余計だったかな〜なんて事も思いました。構成や筆力が上がれば4万文字に収まる綺麗な話にできて、かつ素直にお話として読めたかもしれないんですが、我ながらあれもこれもと詰め込んでしまって、今後の課題としたいと思います。大人目線で教育問題を語るのは、ちょっと自分には荷が重い気が……! ただ、儒教に影響を受けた国とそうでない国の教師(というより先生?)とでは社会的な地位がかなり違うっぽくて役割も明確になっていることから、日本の教育がそっち方向に変化する過渡期を描くのは題材として面白いのかもな〜と思いました。でも多分、教育が西欧的資本主義的なものに強く影響を受けていくと格差の問題も出たりして、巨視的に見た時はどっちがいいのかなんてもう素人にはさっぱりなんですよね。給特法の歴史を見ると、「教師は創造的で自主的な仕事である」故にちょっと特別な仕事である、だから残業とかそんなこと一般の仕事のように測れないよ、でも流石に全く残業代ないのは酷だから多少はあげましょうよ的な判断があったらしいのですが、少なくともこれが裏目に出てる現状は変えないといけないのだろうと思います。私が住んでいる地域の中学校は、朝はともかく夕方は17時には先生方もほぼほぼ帰宅されてるそうで、地域によっては負担軽減に積極的なようです。(もっとも今回の舞台のような私立では全然違うのかもしれませんが、これは自分のリサーチ不足ということでご容赦を……!)知人のお子さんの先生は「自分の子供が入学式だから職場の入学式は休む」なんて方もいて、自分は「そりゃ先生も自分の子供の方が可愛いよな」と思うのですが、その知人は「先生なんだから職場の入学式にいないとダメでしょ!」と、まぁ正反対なわけです。個人的にはここら辺が1番の問題な気がしてまして、伊良部先生の「普通の職業として〜」という台詞はこの辺りが念頭にありました。熱血先生や夜回り先生を求める気持ちはわからなくもないけど、皆が皆、そんな超人になれんだろと。普通に頑張る先生も十分有難いでしょと。そうしてまた長々と書いてしまいすいませんでした!こんな感じで4万文字予定が10万文字になります!
編集済
井戸端じぇったさま
こんにちは。
「学校教育」というテーマは考えさせられますね。以前長いコメントをいただいたときにも感じましたが、普段からこの問題になみなみならぬ関心を持ち、調べ、考えていらっしゃるのが伝わってきます。大人側の言い分についても、もっと腰を据えて聞いてみたいです。終盤の解説として駆け足で通り抜けるのは何とももったいないような気がして……。
とはいえ、今回は子供側が主役なので、バランス的にこれが正解なのでしょうね。
井戸端じぇったさまの筆になる、大人視線の同テーマの作品を読んでみたいです。辛くて読めなくなるかもしれないですが。
追伸)
不快に思ったりはしていませんよ! 私の書き方が悪かったかもしれません、むしろすみません!
展開や登場人物のことばに胸をつかれるものがあり、そこに秘められたものの深さを感じていました。おっしゃるように、ひとつの作品に詰め込めるテーマには限界がありますし、必要に迫られて割愛する場合もありますよね。ちらりとのぞいた深淵につながる道に無理くり潜り込んであれこれ尋ねるということをついついやっちゃうんですけれど、それを望まない作家さんもいらっしゃるかもといまさらながらに思いました。ちょっと話がずれちゃいましたけど。
ご返信ありがとうございました! いろいろお聞かせいただき嬉しいです。
作者からの返信
自分の力不足のせいで、ご不快な思いをさせてしまっていたら申し訳ありません。おっしゃる通り子供目線で書いているつもりなので、あんまり深掘りはせずにいました。
もしかしたら初めて指摘いただいた柳田の回想もちょっと余計だったかな〜なんて事も思いました。
構成や筆力が上がれば4万文字に収まる綺麗な話にできて、かつ素直にお話として読めたかもしれないんですが、我ながらあれもこれもと詰め込んでしまって、今後の課題としたいと思います。
大人目線で教育問題を語るのは、ちょっと自分には荷が重い気が……! ただ、儒教に影響を受けた国とそうでない国の教師(というより先生?)とでは社会的な地位がかなり違うっぽくて役割も明確になっていることから、日本の教育がそっち方向に変化する過渡期を描くのは題材として面白いのかもな〜と思いました。でも多分、教育が西欧的資本主義的なものに強く影響を受けていくと格差の問題も出たりして、巨視的に見た時はどっちがいいのかなんてもう素人にはさっぱりなんですよね。
給特法の歴史を見ると、「教師は創造的で自主的な仕事である」故にちょっと特別な仕事である、だから残業とかそんなこと一般の仕事のように測れないよ、でも流石に全く残業代ないのは酷だから多少はあげましょうよ的な判断があったらしいのですが、少なくともこれが裏目に出てる現状は変えないといけないのだろうと思います。
私が住んでいる地域の中学校は、朝はともかく夕方は17時には先生方もほぼほぼ帰宅されてるそうで、地域によっては負担軽減に積極的なようです。(もっとも今回の舞台のような私立では全然違うのかもしれませんが、これは自分のリサーチ不足ということでご容赦を……!)
知人のお子さんの先生は「自分の子供が入学式だから職場の入学式は休む」なんて方もいて、自分は「そりゃ先生も自分の子供の方が可愛いよな」と思うのですが、その知人は「先生なんだから職場の入学式にいないとダメでしょ!」と、まぁ正反対なわけです。個人的にはここら辺が1番の問題な気がしてまして、伊良部先生の「普通の職業として〜」という台詞はこの辺りが念頭にありました。
熱血先生や夜回り先生を求める気持ちはわからなくもないけど、皆が皆、そんな超人になれんだろと。普通に頑張る先生も十分有難いでしょと。
そうしてまた長々と書いてしまいすいませんでした!こんな感じで4万文字予定が10万文字になります!