ありふれた英雄譚

初めての喧嘩？

「本当に……英雄になりたいのか？」

「うん！」

　元気いっぱいで答えた

「そうか……ならやめとけ」

「え……なんで？」

え？なんでこの人急に英雄になるのやめとけって言ったの？え？聞き間違い？じゃあなんでこの人強くなろうとしてるの？え？なんで英雄になるの否定されたの？え？

　なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで………………

「なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないんですか？」

　僕はキレ気味にいやキレながらカイに言った

「英雄なんてものは目指すものじゃない憧れのままやめとけ」

　顔も合わぜず素っ気なく答えた

「なんで英雄を目指しちゃ行けないの！？強くなりたい

　皆を守りたい、皆の憧れになりたいって目指しちゃダメなの！？」

「ああそうだ、みんなみんなと言ってるうちはお前は英雄になんかなれない、なる資格もない」

　……！

「な…なんでそんなこと言うんだよ！バカ！アホ！」

　そう言って僕は走り出した

「カナタ……！どこに行くの？待って！」

　ハルカの声が聞こえたけれど振り向かずにただ走った

「ハァ……ハァ……」

　ここはどこ？知らないうに森の中まで来ちゃったみたい

　このままだと家族に心配をかけちゃうそれにハルカもサイ兄の家に残してきちゃったなぁせっかく遊ぶって楽しみにしてたのに

「ふぅ……よしっ！戻ろう」

　戻ったらまずハルカに謝らないとね

「キャーーーー！」

……！この声は！

　あとがき

次回カナタくんが目指す英雄が少し変わります！

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