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第3話 下への応援コメント
水無月あん様 御侍史
素晴しい、の一語に尽きます。
ただ・・・もしかしたら、何不自由ないお嬢様育ちのあん様の御心にも、ひそやかな悲しみや葛藤が息づいていたのかしら、という思いが脳裡をよぎりました。決して、御両親様や御家族様との御関係という意味ではなく、もっと広く人間関係という意味で。
私の父は、私が生まれた時、
「富実ちゃんがどうかなったら、僕は比叡山のお坊さんになる」
と言ってくれましたが、月日が経つうちに、私と父の間には葛藤が芽生え、私は父に不信感を抱く様になって何十年も過ごしました。
でも、父が重病に冒された時、手術室に向かう父に私は涙ながらに
「私が今日あるのは、お父さんの御蔭よ。 だから、頑張って。」
と必死で声をかけました。
ドイツの森で生まれたシンデレラの原話では、王子様との結婚式でシンデレラは、自分をいじめ抜いた継母の連れ子の姉たちに復讐を果たします。
しかし、このお話がフランスの宮廷に伝わると、宮廷作家ペローの手によって、ガラスの靴が登場したり宮廷風の作品に生まれ変わりますが、結婚式でシンデレラは、なんと自分をいじめ抜いた継母の連れ子の姉たちを、復讐どころか重臣たちと婚約させるのです。初対面の男女を皇太子妃の意向で婚約させたり、今の時代にそぐわない部分もございますが、ただ、復讐を捨てて、夫になる王子様の政権基盤を強化するためにシンデレラなりに悩み抜き考え抜いた末の決断だったのであろう、と子供心に感じて、父との葛藤を抱えていた私は、
「こうあるべきだ。この様な人になりたい。」
と自分に言い聞かせましたが、それから何十年間もなかなかそうはいきませんでした。
でも、最後は、もっと父に親孝行したかった、という思いがこみ上げました。
御作を拝読し、その様なことが一気に胸に甦りました。
楽しく拝読すればいいのに、ごめんなさい。
でも、それだけ深い、魂を揺さぶる作品なのだと思います。
作者からの返信
稲邊 富実代 様
素晴らしいご感想をありがとうございます!
お父様とのこと、そして、シンデレラのお話に胸をうたれました。
深いお話をきかせていただいて、本当にありがとうございます!
私の物語で、そのように思いをはせていただいたなんて、本当に書いてよかった……。嬉しい限りです!
あ、ちなみに、私はお嬢様でもなんでもなく、ごくごく平凡な生まれと育ちです(笑)
お察しのとおり、葛藤も悲しみも悩みもあります💦
このお話は、図書館に本を探しに行った時、急に頭に浮かんだんです。
なので、本を探すのもそっちのけで、たまたま、持っていたノートに思いついたことをかきなぐり、家に帰ってくるなり、3時間くらいで一気に仕上げました。
いつもはゆっくり書くタイプなので、急に思いつき、勢いのまま書き上げたのは、このお話が初めてです。
自分でもなんで書いたのかわからないなあと思っていたのですが、稲邊様のご指摘にはっとしました。思い出してみれば、このお話を書いた時は色々あり、いろんな思いを抱えている時でした。
自分でも気づかない深層心理みたいなものが書かせたものかもしれません!
お忙しいのに、いつも読んでくださって、丁寧なご感想までいただき、感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございます!
第3話 下への応援コメント
うぅ、クリスティーヌちゃん。゚(゚´Д`゚)゚。
最後に呪いとも思えた家族との関係を断ち切れてよかった。
ライアンとも想いを通わせることができてよかった。
って、ここでお終いなんですかΣ(,,ºΔº,,*)ハッ!
でも、別のお話があるんですね。
そちらも楽しみにしています(*^-^*)
作者からの返信
月本さま
早速読んでくださったんですね。とても嬉しいです!
実は、短編の練習として3話で終わらすべく書いてみたのですが、色々、書き足りなくて💦
そのため、番外編として、他の登場人物視点で書き始めたら、今度はかなり長くなってしまってます(;^ω^)
様子を見ながら、徐々に更新していきたいと考えています。
いつも、あたたかいご感想をありがとうございます!
大変、励まされました!
第1話 上への応援コメント
うわぁ、初回から惹きつけられる展開です!
ここだけ見ると、ムルダー様も随分ですね……
絶望してしまうクリスちゃんの心情が痛いほど伝わってきて苦しくなります( ;∀;)
謎の多い初回でしたが、続きが楽しみになるお話です(*^-^*)
作者からの返信
月本様
早速読んでくださったのですね!
本当にありがとうございます!
そうなんです、ムルダーひどいんです…。
そして、クリスティーヌの気持ちが伝わったと言ってくださって、ほっとしました。
あたたかいご感想、本当にありがとうございます。大変励まされました!
このお話は、あと2回で終わる短編になっておりますが、どうぞよろしくお願いします。
第2話 中への応援コメント
水無月あん様 御侍史
心にしみ入る様な御返信、有難うございます。
ここに書かせていただきます。
貴昨は、あん様の深層心理が書かせたものではなかったと思います。
それは、天命が書かせたのだと感じます。
私は5歳の時に「リボンの騎士」を観て、人生が変わりました。
でも、作者の手塚治虫先生は
「なんで書いたのか、自分でも分かりません。
もしかしたら、宝塚が好きで淡島千景さんのファンだったから、淡島さんが男装から女装に早変わりする舞台を観て思いついたのかなあ? 自分でもよくわからないうちに書いた作品なんです、『リボンの騎士』は。」
とおっしゃいましたが、それを聞いた時、私は
「『リボンの騎士』は、天命が書かせた作品なのだ。」
と感じました。
今、あん様の御返信を拝読しながら、そのことを思い出しました。
あん様には天がお命じになることが今後もたびたびあるでしょう。
「これを書け。 そして多くの人の魂を救え」と。
あん様の才能と清らかな魂は天から授かったもの。
だから、長生きしていただきたいのです。天命を果たすために。
作者からの返信
稲邊 富実代 様
ご丁寧な励ましのお言葉をありがとうございます!
身に余るお言葉に正直驚きました!
慣れないもので、気恥ずかしくもうれしくて、ふわふわと宙に浮いている感じです! (変な例えですみません……💦)
天命とは恐れ多いですが、稲邊様のお言葉に、書いていて良かったなあと、しみじみ。
幸せな気持ちになりました!
自分が書きたいものというのは、まだ定まってなくて、試行錯誤しながら書いています。
あきらめず、地道に、楽しみながら書いていきたいと思います!
稲邊様のあたたかいお言葉に、とても励まされました。
お心をよせていただいて、本当にありがとうございます!