オープニング④

シーン④:邪悪なる意思


GM:では美遊。君はある晩中央公園でワーディングを察知して急行した。

美遊:おっとり刀ですよぉ?

GM:美遊の口調でおっとりだと別の意味になりそうだな。では中央公園の見事な桜の木の内、一本がポッキリ折れ、倒れている。その傍には人の形を思わせる黒いモヤが…


モヤ:ふぅむ?この木はもう使えないか…残念だが別の手を探るか…


美遊:即座に戦闘態勢を取りますよぉ?


モヤ:おや、厄介払いのつもりが、逆に呼び込んでしまったか…はじめまして、私はシャドウカインド。君たち人間の友人だ。人間は面白い。私は人間が欲望に忠実に行動し、破滅するのを見るのが大好きなんだ!

美遊:友人が聞いて呆れますねぇ…

モヤ:この平穏な街がいずれ、死者の彷徨う魔境と化す!人が人の世界を破壊するのだ!

美遊:人が、じゃなくて貴方が、でしょう?


美遊:糸で攻撃してみますが?

GM:ご想像どおり効きません。

美遊:ですよねぇ?(一同笑)


モヤ:楽しみにしていろフハハハハ!


GM:霧散して退場します。

美遊:では皆さんと合流しに、一旦支部に向かいますよぉ?

GM:なるほど、ではシーンを終了しましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る