オープニング②

シーン②:別れと再会


GM:さて、では日和。君は三年前の今頃を思い出す。

日和:おやぁ?私にまで三年前の因縁がぁ?(一同笑)

GM:です!(一同笑)

日和:じゃあ仕方ない。(笑)

GM:三年前まで、君はソードキャッスルというエージェントと組んでいた。しかしある日、彼が脱走したのだ…君は追跡任務を受けた…

日和:エスケープキラー仕事して!?なんでそれがよりによって私に回ってくる!?

GM:まぁ裏切り者の相棒は内通の嫌疑を晴らす為に強制参加とか普通普通。

日和:じゃあ何の業務で給料貰ってんだ“神の報復”は!?(一同爆笑)

GM:アッシュと寝てんじゃね?

日和:あぁ、交際費ってそういう…(一同爆笑)

桜:ビックリするくらい品の無いジョークやめーや。

GM:で、君はある廃屋で彼を見つけた。


ソードキャッスル:“薔薇と蛇”!?見逃してくれ…俺はもう、UGNにはいたくないんだ!

日和:いやまぁ、私もつい先日まで仲間だったアンタに銃向けたくないけどね?とりあえず何で脱走したか言ってみ?言い訳くらいは聞いてやるから。


桜:お人好しが移ったって割には面倒見の良い事で。

美遊:アレでしょう、新入りの頃から知ってる的な…

GM:日和はいくつなんだよ。(笑)


ソードキャッスル:妹が死んだ…たった一人の家族で、俺にとって唯一の戦う理由だった!

日和:あー…それは…御愁傷様?

ソードキャッスル:何でもっとそばに居てやらなかったんだ…支部に居るとそればっかり頭を過る!

日和:だからって急に脱走だなんて…もっと他に…

ソードキャッスル:すまない“薔薇と蛇”、みんなと達者でな…


GM:壁に消える様に退場します。

日和:私はよく逃げられるね!?(一同笑)

GM:で、現在。君は花見客で賑わう川沿いの桜並木を眺めながら支部に歩いて向かってる訳ですが…

日和:あー…ビール飲みてー…(一同爆笑)

桜:もう成人済みを隠す気が無いよね。(笑)

GM:で、目の前から見慣れた奴がやってくる。少し荒んだ様な、ソードキャッスルだ。


ソードキャッスル:………あぁ…“薔薇と蛇”か…まだこの街に居たのか…

日和:………私の前に面ァ出す意味…わかってる?

ソードキャッスル:もうどうでも良いんだよ、そんな事は…


桜:お前は良いよなぁ?

日和:え?やさぐれってそっち方面?(笑)

美遊:とりあえず片方の袖、破いちゃいましょうかぁ?(笑)

GM:笑うなー!(笑)


ソードキャッスル:俺はN市支部に戦いを挑む。その為にこの街に帰ってきたんだ…当然、アンタともやる事になるな…

日和:今度も聞いて良い?…何で?


日和:銃を抜きます。


ソードキャッスル:妹を取り戻す…例えアンタが相手でも…俺は諦めない…ッ!


GM:桜吹雪が君の視界を遮ると、そこにはもう彼の姿は無い。

日和:ウチの卓凄くない?今の所両方のシナリオに桜塚護。(一同爆笑)

GM:ゴメンよー?サンプルシナリオ通りだから。(笑)

日和:では銃をしまって呟きます。


日和:…手段を選ばないなら、今私を倒して行きなさいよ…おバカ…


GM:では君はその足で支部に向かい直す…ビールはしばらく先になりそうだ。シーンを終了します。

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