序盤はうまくいったりいかなかったりする頭は良いけど恋愛は得意じゃない大学生のお話。中高生でも社会人でもない大学生だからこそ表現できるようなコミカルさに溢れています。読み進めると徐々に「おや?」と思うようなことが出てきて、良い意味で期待や予想を裏切ってくれることでしょう。読みやすく丁寧な文章で書かれているので、これはどういうことなんだろうと立ち止まって考えるのもあり、流れに乗って一気に読み進めるのありの非常に素敵な作品です。
モテない京大生恭太が友人の助言を受けて恋人作りに奮闘する姿はちょっとコミカルな感じがしますが恭太のモテたいという心情がよく描かれていたと思いました同じころ女子京大生の奏はマッチングアプリで恋人作りをしょうとするもあまり上手く行きません。この二人が偶然会う所から物語の展開はえっという感じになってちょっとドキドキする場面もあり、また奏の秘密なども絡めての物語は先が気になり一気読みをしました。胸がキュンとなるとても素敵な青春物語です、この物語を読んで私の青春時代を思い出して懐かしくなりました。