第7話 死の森へ降り立つ

瞬き位の一瞬のうちに目の前に広がる景色が変わっていた。緑が生い茂る森だ。


昼間だろうけど少し薄暗く薄気味悪い感じは[死の森]と呼ばれてるに相応しい感じだ。幸いなことに近くに魔物はいなそうだ。何となくだが、遠くに複数動く気配を感じるのでこれが、ヴァルストーリア様の言っていた気配察知と言う能力なのかもしれない。


「さぁて。まずは…鑑定!」


女神様達にはそれぞれの能力の細かい使い方は聞けていないので実践あるのみ

こういうのは元の世界の転生物や転移物のゲームやアニメとかで良くある事を思い出してやってみるに限るよね!ってことでまずは自分に鑑定をかけてみる!


【名前】 サクラ・ココノエ(九重桜)

【種族】 人族 (結構な超人)

【年齢・性別】 22歳 (♀)

【レベル】   100(MAX)

【体力】    9999

【魔力】    999 ∞

【攻撃力】   999

【防御力】   999


【 スキル 】

狐火

鑑定

転移

探索・探知

隠密

全属性魔法

アイテムボックス(無限収納)

クラフト

クリーン

全状態異常無効化

物理・魔法無効化結界

【 称号 】

ヴァルキュリー

ワイズマン

レジェンドマイスター

リカバリーマイスター


お〜。鑑定出来た!


スキルとかあるなんてファンタジーだなぁ。でもやっぱり凄い事になってる?!


魔力の横の∞無限大マーク気になるし、称号も凄い名前ばっかり並んでる!しかも種族の横の(結構な超人)ってなに?!


…改めて凄い力を頂いてしまったよなぁ。まずはスキルを使ってこの森を無事に脱出する事が目標だね。

地図も無いし自分が今、死の森の奥深くあたりに居る事しか分からない。気配察知を上手く使いながら森を抜けて街とか村を探したいなぁ。


「良し!攻撃無効の結界もあるし日が落ちないうちに食料と寝床の確保!余裕があればイストルディア様オススメのスライムを狩ろう!」


伊達にどが付く程の田舎暮らしをしていた訳では無いからね。森散策は慣れてるし女神様の加護も有るから大丈夫!気配察知と探索をかけながらまずは生物反応の無い所から寝床に出来そうな良い場所を探そう!


「さあ、異世界ライフスタートだ〜!!」












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