第5話 アイデアが止まらない素敵な発想法
小説書いてる皆さん、座りっぱなしは良くないですよ。
たまには体を労わってストレッチしてくださいね。
どうも、こんにちは。
富本アキユです。
あー、だめ。全くアイデアが出てこない。
ここを見てる方は、きっとそうなんでしょう。
400文字SSを累計1500本以上書いた私が、アイデア発想法を書きたいと思います。
そもそもアイデアが出ないとは、どういう状況か。
まずは白い紙とペンを持ってきてください。
持ってきましたか?
では・・・
あなたの作品、何のアイデアが出てこないですか?
問題点を箇条書きしてください。
(例)
・悪役キャラが国を侵略する動機が思いつかない
皆さん色々悩みがあると思いますが、問題点を紙に書いて視覚化する事は、脳科学の観点からも非常に効果的と言われている手法です。
自分が何に悩んでいるのか。それをまずは、視覚化しましょう。
では、次にやることです。
・悪役キャラが国を侵略する動機が思いつかない
あ、なるほど。
俺は今、悪役キャラが国を侵略する動機が思いつかなくて悩んでいるのか・・・。
と文字で見て視覚化することで、客観的になれます。
じゃあ解決策を考えましょう。
私が今、思いついた解決法。
1,悪役が主人公の映画を見てみる
2,ネットを使い、実際の犯罪者の犯行動機を調べてみる
3.友達に「なあ、お前の考える悪い奴ってどんな奴?」って聞いてみる
と、3つ程解決法が出てきました。
なので私は、手っ取り早く友達に悪い奴について聞いてみました。
友達からの返事は「人の物を盗む奴」と答えが返ってきました。
なるほど。
ならば国を侵略するのは、国宝を手に入れたいからっていうのもいいな。
アイデアがひとつ出てきましたね。
こんな感じで、何で悩んでるのかを一旦書いて客観視するのは、非常に良い方法です。
これが1つ目の方法になります。
次にご紹介する方法も紙とペンを使います。
この方法は、私が以前投稿した「手書きのススメ」でも紹介した方法です。
その方法とは、プロットを手書きで書くということです。
パソコンやスマホで文字を打って作品を作っている方が多いと思います。
しかしあえて環境を変えて手書きにすることで、脳が刺激を受けてアイデアが出てくるかもしれないというものです。
ペンを持って書くという行為が脳を刺激しますので、文字だけではなく、図や表で今の情報を整理してみるのも良いと思います。
手書きで書いてるとスローペースになるので、それも落ち着いて思考を整理できる要因になります。
私は長編の1つの作品を書くためにスケッチブックを購入し、それ全てに手書きでプロットを書いたりしています。
がらりと環境を変えれば見えてくるものもあるんじゃないのかなってことですね。
3つ目の方法は、リラックスする事です。
考えすぎて脳が疲れてませんか?
そういう時は、ゆっくり休むことも必要です。
えっ?アイデア?
出ないものは出ないんだよ!!
そう開き直って、創作とは全く別の事をすることもいいと思います。
私がやっていることは、昼寝、散歩、温泉に行く、釣りに行く、アニメを見る等。
気分転換するってのも非常に大事ですね。
脳をリセットし、また未来の自分に作品を託す。
「この作品をお前に預ける。俺の大切な作品だ。いつか必ず返しに来い。立派な作家になってな」
ワンピースのシャンクス風の言い回しになりました。
用するに、考えすぎも良くないよ!って事です。
ここまでは、脳の構造という観点からお話をさせて頂きました。
次にアイデアが止まらない発想法について書いてみたいと思います。
アイデアを出すとは、既存のある物とある物の組み合わせに過ぎません。
例えばヘッドフォン+異世界。
音楽大好きな女子高生は、今日もヘッドフォンでノリノリに音楽を聴いていた。
すると突然、「やっと見つけた。あなたを待っていた!!来て!!」という変な女の声が聞こえ、異世界へ飛ばされる。
そこは音楽のない世界で、女子高生は様々な楽器を作り、世界初の歌姫を目指す。
どうですか?
今書きながら考えたけど、良い感じじゃないですか?
ある物とある物の組み合わせが新たなアイデアになる。
でも何も思いつかないんだよね。
良いサイトがあるので、ご紹介します。
それが「ワードカスケード」というサイトです。
https://river.tango-gacha.com/
ワードは言葉。カスケードは滝です。
単語が滝のように永遠に流れ続けるサイトです。
アイデアが思い浮かばない時は、私もワードカスケードを眺めたりしています。
またアイデアは、既存のある物とある物を足したり引いたりするというのもあります。
もし〇〇から××がなくなったら・・・。
もし〇〇に××があったら・・・。
そうですねえ・・・。例えば・・・。
もし突然、世界中からネットが消えたらとか。
世界中はパニックになり、大変なことになりますよね。
なぜ消えたのか?医療体制はどうなる?
人々はどう対処するのか。そこに生まれるドラマは?
何か作品が書けそうな気がしてきます。
他にも色々ありますね。
アイデアとは、既存のある物を変化させたものである。
何かすでにある物に、新しい機能をつけてみるのもいいかもしれませんね。
そうですね。例えば時計としましょうか。
時間の調整つまみを逆回しに回せば、過去に戻る事ができる時計とか。
そんな感じで、アイデアとは既存のある物とある物を変化させたり組み合わせたりするものである。
その認識を持っておくと、また違った発想が出てくるかもしれませんよ。
あー、さっきのヘッドフォン+異世界の話、なんだか気に入っちゃったよ。
書いてみようかな(笑)
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