ポップサイダー
葉山 海
ポップサイダー
僕らのお約束 乾杯はサイダー
もっと甘めに 君は少し振る
たわいない今日もあの涙も笑顔も
飲むほどブレンドされてくオリジナル
透明な世界から見た景色は いつの日か
泡の溢れる世界はきっと 僕らの住処
酸いも甘いも170円
テスト前の健闘会 解放された午後
君の淡いあの子との期待
音をかき鳴らした僕らの日々は
回してはじけたポップサイダー
くるくる回る日々の中
早く過ぎてと願ったり
まだかまだかと待ちわびた
わくわく止まらない心模様
時よ止まってと思ったの
ずっとこのままを信じたの
やっぱりこの時は大人が言うように来て
いつものテンプレで片付けるの?
「輝いている日々だった。」「もっと…」
そんなん後にして
回してはじけたポップサイダー
たまにはフロートにしちゃおうか
僕らの日々はポップサイダー
シュワシュワ沁みゆく蘇る
ビールになってもポップサイダー
この先ずっと続いてく
ポップサイダー 葉山 海 @HayamaKai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ポップサイダーの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます