第7話 洞窟の外

「エドぉぉぉ起きろぉぉ」


もうちょっとだけ寝かして


「二度寝するんじゃねぇよしゃーねーな水もってこい」

「はーい」

「お父さん持ってきたよ」

冷たっこんな起こされ方はないだろ


「起きたか?」


ニアニアすんな


「もう一回水かけるぞ」

「起きてる起きてるってかけなくていいだろ」

「起きねぇからしょうがねぇだろ」


寝起き悪くて悪かったな


「2人とも朝ごはんにするから手伝って」

「「はい」」


リリーさんには頭があがんないですはい


「さてどこに行こうかねぇ」


黒いパン硬い食べにくいこのチーズ癖強い嫌い


「とりあえず王都まで行くか」

「どのくらいかかります?」

あっ敬語でしゃべってしまった言われる前に直しとこう

「あと1月ぐらいあれば着くんじゃねぇの?」


徒歩で1月か遠いな


「そんなに歩ける気がしない」

「今は子供達もいるしもっとゆっくり行くわよねア・ナ・タ」

「あっ当たり前じゃないか」


ぜってぇ3月で行くつもりだったろ


「レイねーいっぱい冒険するんだーー」


うんかわいい


「頑張ろうね」

「王都には興味があるので楽しみです。」


リサさん満面の笑みをやめてください可愛すぎて死にそうです。


「エドうちの娘はやらんぞ」

「そんなんじゃない」

「あぁ?うちの娘が可愛くないっていうのか?」


めんどくせぇなこのおっさん。リリーさんニアニアしながらこっちを見るんじゃなくて助けてぇぇぇ


「口を動かす前に手を動かしてよね」

「「すみません」」


朝食は今日もパンと干した肉とスープですか。素朴でいいですね。スープに塩をもう少し入れてほしいんですけど言ったら殺されそうだし辞めとこ


「食うのおせぇよ」

「すみませんね食べるの遅くて」

「手伝ってやるよ」


とるんじゃねぇぇぇぇしょうがねぇだろこのパンぱさぱさして食いにくいんだよぉぉぉぉ


「とにかく追手が来る前にこの洞窟を抜けなきゃな」

「さっ行くわよ」

「ぼうけん?ぼうけんだ~やったぁ」

「危ないからはしっちゃだめ」

「エドォひとの娘に気持ち悪い顔してんじゃねぇぞ」

「してねぇよ」


この姉妹が微笑ましいからって一切頬なんて緩んでないからねてめぇも二アニアしてんじゃねぇかよガイルん?なんか地面揺れてません?


「伏せろエドォ」

「ぐへぇ」


なんか一瞬上からくそでかいなにかが落ちてきたんですけど…後ガイル重い潰れる


「ガイル潰れる」

「頭かじられそうになったとこたすけてやったのに文句があんのかぁ?」

「あっありがとうございます。」

「また来るわよ。私は子どもたちを守るからよろしくねアナタ」


はっリサさんとレイちゃんは?よかったうしろにいたけがはしてなさそうだね


「”3重結界”」


リリーさんが結界をはった。あっ魔法使えるのにこうゆうときに使わんかったら意味ない


「りりーさん僕も結界貼ります」

「あんた魔法使えるの?」

「はい」

「なんで黙ってのよ」

「ガイルには言ってたから言ったもんだとおもってった」

「はぁまぁいいわ用心するのにこしたことはないわ」


では”絶対防御”これでよしっと


「あんた無詠唱なの?」

「念じたらできるよ?」

「ふつうはできないのよ」

「で?なんで結界が虹色なの?」

「知らない初めて使ったから」

「リリーこいつは全属性だぞ」

「えっ?」


そうなのか言ったほうがいいのか?あっまた揺れた来る


「ブォォォォォォォォ」


でかい牛じゃん美味しそう。


「ガイルーこいつって美味しいのー?」

「実際には食ったことないけどおいしいらしいけどどうした」

「食べたい」

「無理だってこいつすぐ逃げるんだから一発で仕留めねぇとでも外側の皮すげぇ固いし」


おいしいのね…攻撃魔法わかんねあっマジックアローって転生系のであったよな試してみよ”マジックアロー”わぁ虹色の矢みたいのが飛んでった結構大きいな


「ぐをぉぉぉぉぉぉぉ」


倒れたけどそんなに固いかこいつの皮


「…」

「…」

「エドお前なんの魔法つかったんだ?」

「マジックアロー」

「嘘だ」

「嘘よ」

「ほんとだよ?」

「普通マジックアローは低威力低燃費の魔法よ。スライムとかスケルトンとかの雑魚敵処理に使うのよ。」

「あれはマジックアローじゃねぇマジックアローにしても多重魔法だと言ってくれまだ9重マジックアローだといわれたほうがわかる」

「鑑定するから打ってみて」


うちゃぁ信じてもらえるんだろ?じゃぁ打つよ”マジックアロー”また虹色の矢が飛んでった


「”鑑定”」


また板見たいのが出てきた


魔法名:マジックアロー

属性:光、闇、地、風、火、水

保有魔力量:1000

特殊効果:特になし


「全属性はもういいなれた。でもな魔力量1000はどうゆうことだよ普通マジックアローで使用される魔力量は10そこらだよどうなってんだ」


どうなってんだといわれましてもやってみたらそうなんったんだからしらねぇよ


「あんた魔力の残量は大丈夫なの?」

「こいつ魔力量えげつねぇからだいじょうぶ1000とか誤差だ誤差」

「えっ」

「お前のせいでリリーが固まっちまったろどうしてくれんだ」


知りませんけど。あっガイルが歩き出した。行かなきゃ


「あっ向こうの方が明るい外だぁー」


しばらく歩いたら外についたいままで洞窟の中にいたからまぶしい


「何か来るわよ」

「ダスクウルフか?」

「いや違うあれはルーヴァルウルフよこっちに来るわ」

「あれはもう逃げれる距離じゃないなわんちゃんかけて洞窟にもどるか」

「リリー子どもたちと洞窟の中に。エド俺と一緒に戦うぞお前のマジックアローがあれば心強い」

「わかったわ」


リサさんとレイちゃんを守る!!ん?後ろからいっぱい来てない?


「ガイル?あれ全部を相手にするの?」

「そうだぞ」


むりむりむりあの量は無理逃げよ?むりだよどんどんこっち来るって打つよ打つしかねぇし”マジックあr


「まてエドまだ攻撃するな」

「なんで?」

「あいつらは魔獣だ何か考えがあるかもしれん」


ないってぜってぇねぇって一目散にこっちに向かってきてるってん?ルーヴァルウルフの群れの動きが止まった?一匹がこっちに来る?


「神力のにおいがするがそこの小僧であってるか?」

「はい?」

「まぁよい我らは其方についていく」

「ルーヴァルウルフ様エドに一族全員でついていくとゆうことでよろしいでしょうか」

「うむ」

「それはさすがにエドの迷惑になるかと」


ガイルが敬語で話してる珍しい。そんなにえらいのかこの狼にしてもついてくるってことは撫でさせてくれるのかな?前は動物に嫌われてたからあんまり触れてないんだよな触りたい


「エド?そこの小僧の名か。む?一族全員がついてくると迷惑なのか?おいエドどのくらいならついっていいっていよいか?」


え?わからんなぁこーゆー時はガイル任した。


「ガイルどのくらい?」

「2から3が限界だと思うぞ」

「じゃぁ2、3匹でお願いします。」

「選ぶにしてもどうしたものか、我はついていくとして・・・」

「でかい人間10じゃだめなのか?」

「エドに迷惑がかかるかと」

「ならばしょうがない」


そんな悩むこと?あっおくのほうで子犬がじゃれ始めた可愛い大人が止めたもうちょい見たかった。ならついてこさせればいいんじゃ


「ルーヴァルウルフさん?向こうの子ども連れて行っていいですか?」

「む?子どもかどのくらいのだ」

「ちっちゃいの」

「さすがに母親と離せん」

「じゃぁ母親と一緒なら?」

「別れた番がかわいそうじゃろ」

「うーんガイル4匹じゃダメ?」

「はぁもういいわ好きにしてくれ」

「じゃぁよろしく」


なついてくれたらいいなぁ撫でたいそういえばリリーさんこのこと知らないけどまぁどうにかなるでしょ


「エド俺はリリーを連れてくるからここで待っとけ」

「はーい」


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どうも筆者です。更新遅れてすみませんでした。今回はいつもより多い3000語をめざして書いてみました。近々第8話も更新できそうなのです。

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