過去編

「違うんです！！俺は何もしていないんです！！」

「いや悪いが証拠も証言もあるみたいだ。」

「違う、それは確認をしっかりしてないだけで、それにそんなのどこに」

「とりあえずだ。優は、これ以上、仮に犯人であろうがないにしろ、今は何もせず結果を待つことだ。」

調査の結果が来るまで時間がかかり、既に俺は痴漢をした屑やろうと学校中で有名になっている。

「優はそう言っても、先生が言ってたし」

「違うんだよ」

「とりあえず、先生も言ってたけど、優は・・・少し落ち着いた方がいいよ。」　

その顔は、いつもの顔じゃなくて、確実に引いたような顔だった。

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