第7話
「来てくださり、ありがとうございます。」
「いえいえ、むしろ私達の方が、彼を傷つけてしまった。」
ーーー
「優、お話を聞いてくれないか?」
最悪だ。教師がやって来たようだ。
「・・・」
声を聞いただけで吐き気がする。
とりあえず、返事をしない今まで通りにする。
「あの時は、本当に申し訳なかった。我々、学校は優に対して、大変反省している。」
「・・・」
知らない、そんなこと
「頼む、このままでは優の出席日数が足りなくなって、退学になってしまう。」
「・・・」
「お願いだ!!みんなも心配してる、親御さんも妹さんもみんな部屋から出て欲しいと思っている。」
心配してる・・・でも信用はされてなかった。
「優は今の状況ではダメなのは分かっているだろう??このままでは変わらない、何も出来ないことも」
してるよ、ゲームしてるし、アニメ見てる。十分楽しいよ。学校よりも全然
「このままでは、みんなにも迷惑をかけてしまう。親御さんだって、優をいつまでも養えるわけじゃない、嫌だろう。優はそんな子じゃないだろう。」
「ーーー」
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