新生活4

房中術。

性行為中に相手と自分の魔力を循環されることにより、最高の快楽を得る。

相手のことを熟知していれば、いるほど気持ちいい。


「勝った!ついに勝った!」


俺は、ぐったりとベットにうつ伏せに倒れているマリに勝利宣言をした。


「魔力最高!!」


魔力の総量と魔力操作において、獣人のマリより俺は上をいっている。

強引にマリの魔力を使えば力勝ちするのだ。


「ちょっと待て。これは本当に勝利なのか?」


純粋にマリを魔力切れにさせただけで、性的に勝利はしたない。


「後で、感想聞いとこ。」


朝、目覚めたマリに感想を聞くと。

あの時は魔力切れと同時に強い快感があったらしい。

つまり、性的に俺の勝ちだな。


「長い戦いだった。」


レベル40


スキル 剣術5 魔力操作6 弓術3 火魔法2 水魔法2 風魔法2  

回復魔法2 氷魔法1


固有スキル 経験値獲得1.2倍。



「魔力操作のスキルレベルが上がっている。確かに、より緻密に魔力を操作できている気がする。」


というか、房中術の相手の魔力を操作する技は、カウンター主体の俺の戦闘スタイルには相性がいいかもしれない。


戦闘中相手から魔力を奪うことは容易なことじゃなかったが、新しいことへの挑戦は楽しかった。


ーーーーーーーーーー32歳になって


「新しい奴隷を買おう。」


「はい。二人目のメスですね。」


「いや、そう言うわけじゃなくて、薬屋の従業員だよ。」


「そっちですか。」


異世界の一夫多妻制の価値観は難しい。


「ああ。従業員というか弟子というか。素材の在庫管理だけでも手伝ってくれるような奴隷が欲しい。」


「雇えば良いのでは?」


「奴隷にした方が長期的に見たら安上がりなんだ。」


「私を性奴隷にしようとしたのと同じですね。」


「そうだな。覚えてたんだな。」


「はい。あの時はどうなるあと思いましたが、初めてのHの時にリュウさんの底がわかったので、安心しました。」


「今は、俺の方が強い。」


「はい。リュウさんの方が強いです❤️」


そう言って、マリは俺にしなだれかかってくる。

女獣人は自分の好きな男に全力で戦って負けることに喜びを感じるのだ。

房中術でマリが負けたあの日から、マリは積極的にHを求めてくるようになった。


「ああ、今日も負かしてやる。」


「はい❤️」


今日も俺が勝った。

それにしても32歳になって毎日Hできる俺の性欲すごいな。レベルのせいか。

それとも、これがおっさんの性欲なのだろうか。


ーーーーーーーーーー

翌日に二人で新しい奴隷を確保するために、奴隷商館を歩き回っていた。


「冷やかしは楽しな。」


「奴隷商館は接待がいいですからね。」


そうして、奴隷商館巡り3日目、あるエルフの女と出会う。


「これは、すごいな。」


両目、左手、両足がないエルフの女だ。

俺は店主に説明を求めた。


「ああ、前のご主人様がね。運がいいか、悪いか自分で回復魔法が使えるから生き残ったんでんだよ。」


「なるほどな。こいつを買おう。」


「よろしいので?この奴隷は前回のご主人様を殺してますが。」


「気にするな、俺は薬屋だぞ。」


「それは、それは、、、。」


この店主は俺がこの女を実験体にでも使うとでも思っているのだろうか。

俺は、エルフの女に近づいた。


「これから、俺がお前の主人だ。よろしくな。」


風の刃が飛んできた。風魔法が得意なんだろう。俺は、右手に魔力を集中させてその攻撃をいなす。


「落ち着けよ。このままほっといてもお前は死ぬぞ。」


明らかに必要な栄養素不足の体。


「俺もな昔に全てを失った。それでも、今は幸せに生きてる。チャンスを逃さなかったからだ。お前はどうする?」


「、、、、し、、ね。」


喉が潰されているのか、上手く声が出せていない。


「元気のいいやつだ。俺はリュウだ。これからよろしくな。」


珍しく、胸のでかいエルフの女と出会った。





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