第57話 オッサンたち、スタンピードを終わらせる

 モンスター大発生スタンピードから街を守る防衛戦。

 その防衛戦をリューとホーセイ、二人の仲間に任せ、ケンジと少女たちは『水鏡の地下洞窟』へと急いだ。


 遭遇するワンダリングモンスターを全てスルーし、ケンジたちは森の中を全速力で駆け抜け、短時間の内に地下洞窟に到着した。


 息を整えたあと、【スピードアップ】【スタミナアップ】の支援魔法バフをかけ直した一行は森の中を走り抜けたように洞窟を駆け抜ける。


 幸いというべきか、それとも当然のことなのか分からないが、洞窟の中はモンスター大発生スタンピードが小康状態になっており、すれ違うモンスターは少なかった。


「いい流れが来てるな。このまま一気に目的の場所まで駆け抜けよう!」


 少女たちを率い、ケンジは目的の場所――『水鏡の地下洞窟』の最奥を目指して走るスピードを上げた。


 視界の端に展開したミニマップウィンドウを睨みながら効率の良いルートを選び、最奥に向けて坂道を下る。


 その道すがら、壁面にレリーフが刻まれていることに気付いた。


「なんだこれ?」


 壁面に浮彫された女性の姿。遥か昔に製作されたものなのか、レリーフは風化してところどころ破損していた。


 かろうじて分かるのはキトン(古代ギリシャ人が一般的に着ていた服装のこと)のようなものを身に纏い、右手には地球儀に似た球体を持ち、左手には鍵を模した杖を持つ人物の姿だ。


 顔や身体の大部分は破損しているが、風に靡いたような長い髪を見ればそれが女性であることが推察できた。


「これは創世の女神アイコニアス様を示すレリーフですね」


「フィー、分かるのか?」


「右手に惑星儀わくせいぎ、左手に鍵杖かぎじょうを持つ姿は創世の女神アイコニアス様のお姿と決まっていますから」


「なるほど。ってことはこの地下洞窟はアイコちゃんに関連したものか」


「遥か昔には聖地として扱われる場所だったんじゃないかしら?」


「そして長い年月の間に忘れ去られ、放棄されたんだと思いますの」


「こういう場所は世界各地にあるんです」


「なるほど。忘れ去られた聖地って訳か……ってか、創世の女神アイコちゃんの聖地だっていうのなら、偉い女神様のお膝元だろ? 瘴気なんて発生させんなよなぁ」


「うーん……多分、逆じゃないかしら?」


 ケンジのぼやきにアリーシャが疑問を呈す。


「逆?」


「うん。最近、新しく提唱された説なんだけど。そもそも聖地は瘴気が生まれやすい場所に存在していて、創世の女神様の力で瘴気が発生するのを抑えていたんじゃないかって。女神様への信仰が薄れたことで瘴気が発生しやすくなっているって話」


「そんな説があるのか」


「ノースライドに居た頃、お父様がそんなことを話していた記憶があるってだけで、詳しいことはアタシもよく分からないんだけど」


「いや充分だ。解説ありがとうな。まぁ今は考察している暇もないし、スタンピードを止めて落ち着いたらリューたちと一緒に来てみよう」


 溢れ出る好奇心をグッと我慢し、ケンジは再び洞窟の最奥に向けて足を動かす。


 いくつも存在するレリーフを全てスルーし、坂を駆け下り――やがてケンジたちは洞窟の最奥に到着した。


「あんまり深くない洞窟で良かったが……なんだろうなこの匂い。色んなものが腐ったような匂いだ……」


 最奥の広間のような場所へと続く入り口で立ち止まると、ケンジは鼻をひくつかせながら顔をしかめる。


「なんでしょうか……? あまり嗅いだことのない匂いですの」


「だけど何だかすごく寒気がします……」


「洞窟だからってことだけじゃない。これは多分、周辺に漂う魔力の残滓に身体が勝手に反応してるんだと思う。奴隷の首輪を目の当たりにしたときみたいに……」


「つまりこの奥は何かヤバイってことか」


「多分……。ご主人様はなんともないの?」


「俺? 俺は特に何もないな。肌寒いなってのはあるが」


「そっか。ごめんね。何も確かなことが言えなくて……」


「良いさ。中に入れば分かることだ。……みんな準備は良いな?」


「はい! 私は大丈夫です!」


「こちらも大丈夫ですの」


「モンスターとの戦闘は最小限だったし、アタシの魔法力MPもかなり回復したわ。いけるわよ」


「よし。じゃあ最後に確認だ。俺たちの目的は瘴気の発生地点、瘴気溜まりにギルドから預かった封印球を投げ入れ、瘴気溜まりを浄化することだ」


 言いながらケンジはインベントリから封印球を取り出す。


「これは共有インベントリに入れておく。投げ入れる役はフィーに任せる」


「はい! 頑張ります!」


「他のメンバーは広間に入ったあと、戦闘態勢で待機。もし何らかのモンスターがいた場合は今までやってきたことと同じように対処する」


「クレアが中衛で支援、アリーシャが後衛で援護、私も後衛で回復のために待機、ですね。でもご主人様お一人で前衛をお務めになるのですか?」


「ああ。いつもはホーセイに頼っているけど、タンクが居ない状況でもそれなりの場数を踏んでる。大丈夫。怪我なんてしねーよ」


「……絶対。絶対ですよ? 約束してくださいね」


「ああ、任せろ。約束だ」


 心配そうなフィーを安心させるようにケンジは少女の頭を撫でた。

 大きな手から伝わってくる温もりに安心したのか、フィーは少し恥ずかしそうにはにかむ。


「洞窟の中だから威力の高すぎる魔法は使わず、ファイアーバレットを中心に攻めれば良いのよね」


「おっ、アリーシャすごいじゃないか。ちゃんと学習してて偉いぞ。アリーシャも褒めてやろう」


 言いながら、アリーシャの頭をわしわしと撫でつける。


「ちょ、もう! 髪が乱れるじゃない! 勝手に髪、触らないでよね!」


 唇を尖らせて不満を零すアリーシャ。

 だがその声にはどこか嬉しそうな響きがあった。


「あら。お二人ともご主人様に褒められて羨ましい限りですの」


「なんだ? クレアも褒めてほしいのか?」


「はい。よろしくお願いしますの」


 そういうとクレアはケンジに向けて頭を差し出した。


「クレアの判断力と視野の広さはすげぇ頼りになってる。よろしく頼むな」


 クレアの良いところを言葉にして伝えながらケンジは少女の頭を優しく撫でた。


「ふふふっ、なんだかくすぐったいですの」


「さて和んで肩の力も抜けたか? なに、やることはいつもと変わらん。何があっても冷静に声を掛け合っていこう」


 ケンジの言葉に頷くと、少女たちは武器を構えた。


「いくぞ!」


 号令一下、ケンジたちは洞窟最奥の広間へ突入した。


 ドーム型の広間の奥には地底湖があり、冷たい空気が広間を満たしている。

 だが、その地底湖よりも先にケンジたちの目についたのは、広間を満たすゴミの山だった。


「うわっ、なんだこのゴミの山は……っ!?」


「これは……冒険者たちが使うポーションの空瓶や食べ残し、それに腐敗した食料のようなものが見受けられますの」


「匂いの正体はこれか。これって冒険者たちが捨てていったものなのか?」


「恐らくは。それもここ最近というだけではなく、かなり昔に捨てられたものもあるようですの。ほら、これとか」


 クレアが手にした武器の先端でたぐり寄せたのは、ボロボロになった本の表紙の一部だった。


「これはおよそ二百年前、この大陸で流行した恋愛小説の初版本ですの」


「初版? そんなことまで分かるのか?」


「表紙はボロボロになっていますが水仙と乙女と狼が描かれたこの表紙は初版本だけで、それ以降は少女と百合、そして王子の姿が描かれておりますの」


「はぁ~、博識なんだな、クレアは」


「ふふっ、実家の商売柄、こういうことには詳しいんですの」


「なるほど。でもなんで恋愛小説をこんなところに捨てるんだか。っていうか本を捨てるな。いやその前に聖地かもしれないところにゴミを捨てるなっての……!」


「ねぇご主人様! アレ! あそこを見てよ!」


「ん?」


 ゴミの山を眺めていたケンジはアリーシャの声のする方に視線を向けた。

 アリーシャが指差す場所には黒い靄のようなものが滞留していた。


「あれが瘴気溜まりじゃない?」


「それっぽいが……ちょっと待ってくれ。えーっと……」


 黒い靄が滞留している場所をジッと見つめると、【鑑定】アビリティが発動してその黒い靄の情報がARウィンドウに表示された。


「瘴気溜まりで間違いなさそうだ。フィー、封印球を頼む」


「はい!」


 ケンジの指示を受け、フィーは共有インベントリから封印球を取り出すと瘴気溜まりに向かって投げ入れた。

 いや、投げ入れようと振りかぶったそのとき。


「ちょっと待って! 様子がおかしい!」


 アリーシャが緊迫した声で警告を発した。


「どうした! 何がおかしいんだっ!?」


「周囲の魔素が瘴気溜まりに吸い取られてる! 何かが――!」


 アリーシャが言葉を続けるよりも早く、瘴気溜まりは一気に膨張すると唐突に収縮し――何かを生み出した。


「な、なんだぁ、ありゃあ……っ!?」


 靄の中からズルリと這い出してきたのは、見たこともないモンスターだった。


 顔に目鼻はなく、かわりに顔の半分ほどを占める大きな口。

 長い胴体にはいくつも人間の手らしきものが存在し、ワサワサと動いて靄の中から這い出してきている。


 グロテスクとしか表現できない異形の生物は、何かを探すようにキョロキョロと頭部を動かしていた。


「なに、アレ……あんなモンスター、見たことも聞いたこともない」


「わたくしの読んだことのある書物にも、あんな気持ちの悪い外見のモンスターは載っていませんでしたわ」


「瘴魔なのかな……?」


「そうだと思うけど……。ねぇ、ご主人様なら何か分かる?」


「いや、残念ながら俺の【鑑定】にも情報が出ない。ちくしょう、リューが居てくれれば【分析】で何か分かったかもしれないのに」


 悔しげに舌打ちしながらケンジは身振りで少女たちに後退するように指示を出した。


「どうするの?」


「やるさ。それが依頼だ。だけど相手は見たこともないモンスターだ。どんな攻撃が来るか分からん。充分に気をつけよう」


 抜き放った剣を構え、ケンジは異形のモンスターにジリジリと接近する。

 だがモンスターはケンジではなく、その背後にいる少女たちに注意を向けた。

 そして――。


『――――――――!!』


 大きな口がガバッと開かれると同時に、その口からまるで黒板の派手に引っ掻いたような、耳をつんざく金属質な音を発した。


「うるせぇ……っ!」


「きゃあーっ!?」


「なにこれ、もしかしてこのモンスターの鳴き声なのっ!?」


「頭が、割れそう、ですの……っ!」


 音を浴びせられて怯む少女たち。

 そんな少女たちの怯みを察したのか異形のモンスターが動き出した。


 長い胴体を支えるように人の手の形をした器官がワサワサと動くと、巨体からは想像もつかないほどのスピードで少女たちに迫る。


「あ、てめぇ! フィーたちを狙ってんじゃねーよ!」


 モンスターの動きに反応し、ケンジは少女たちを庇うように動く。

 そんなケンジに向かって鎌首をもたげるように半身を起こしたモンスターが、腕らしきものを振り下ろした。


「くっ……!」


 ケンジは棍棒のように太い腕の一撃を盾で防ぐとすぐに反撃を試みる。


「食らえ!」


 モンスターの一撃を力づくで押し返し、モンスターの脇腹を切り払う。

 するとモンスターの肌は難なく裂けて傷口から黒い体液を噴き出した。


 黒い体液は噴水のように弧を描くとビチャビチャと音をたてて地面に落ちる。

 だがそれだけではなかった。


 モンスターの血が付着した地面は異臭を放ちながらブクブクと泡立ち、地面にぽっかりと穴を開けた。


「もしかして酸なのかっ!?」


「ご主人様、接近戦は危険です! お下がりください!」


「ダメだ! こいつはフィーたちを狙ってる。俺が下がるとおまえらが危険だ!」


「でも今のままじゃご主人様が危険です!」


「大丈夫だ。アリーシャの【ノヴァ】を食らってもピンピンしてるほど頑丈だったろ? それにフィーの回復魔法もあればクレアの支援魔法もある。俺は怪我なんてしないから安心してくれ」


「でも!」


「今はさっさとこのキモイモンスターを討伐しよう。アリーシャ! ファイアーバレットを中心に攻撃を組み立てるぞ。俺が牽制して動きを止めておくからその間にジャンジャカ撃って丸焦げにしちまえ!」


「う、うん! だけど無茶しないでよね、ご主人様!」


「当然!」


「全力で支援いたしますの! 【オールステータスアップ+】!」


「ありがとうな、クレア! みんな集中してあたるぞ!」


「はい!」


 ケンジの号令一下、少女たちは声を出して状況を伝えながら異形のモンスターを攻撃する。


 次々と繰り出されるアリーシャのファイアーバレット。

 その炎弾が命中する度に異形のモンスターは悲鳴のような金切り声を上げた。


「ああ、もう! またこの音……っ!」


「頭に響いて、気を失ってしまいそうですの……!」


「み、みんな、頑張って! 集中を途切れさせたらダメだよ!」


 少女たちは互いに声を掛け合て励まし合いながらモンスターと対峙する。


(フィーたちの様子がおかしい? あの声、というか音? 俺にはウルサイだけの音だが何かあるのか?)


 少女たちの様子を訝しみながら、ケンジはモンスターの動きを妨害するために攻撃を繰り出す。


 肌を剣で切り裂かれ、アリーシャの炎魔法で炙られて、モンスターの動きは徐々に力を失っていく。


「だいぶ弱ってきたんじゃない! そろそろトドメを――!」


「まだだ! まだ攻撃ルーチンを崩すな! こういう時、油断が大事故に繋がる。最後まで気を緩めるな!」


「わ、分かったわよ!」


 ケンジの忠告を受け、攻撃の手を緩めようとしていたアリーシャが再びファイアーバレットを発動する。


 複数の火球がアリーシャの周囲に現れると、


「いけぇー!」


 アリーシャの声に合わせて空中を飛翔し、異形のモンスターに着弾した。

 地底湖のある広間に爆発音が響き渡り、えた大気を震わせる。


 ケンジたちの攻撃に、異形のモンスターは激しい反撃を繰り出す。

 ケンジに突進し、尻尾のようなもので薙ぎ払い、口から黒い体液を吐き出して周囲の地面を溶かす。


 だがその反撃もケンジたちの攻撃が続くことでやがては散発的になっていった。


「そろそろか! アリーシャ、そろそろトドメを刺す。これだけ広い空間があるなら【インフェルノ】を使っても大丈夫なはずだ!」


「分かった! 準備する!」


 アリーシャの返事に頷きを返すと、ケンジは額から流れる血を腕で拭った。


(さっき薙ぎ払いの一撃を受けたときに額を切っちまったか。油断したな……)


 いつもなら盾役のホーセイが居て敵のヘイトを集めてくれているはず。

 そんな考えがケンジの動きを雑にしてしまったのだ。


「ったく、何年アタッカーやってんだか。フィーたちに偉そうなことは言えんな」


 自嘲気味に呟くケンジの身体が淡い光に包まれた。

 その光はケンジの額の傷を癒やし、痛みが消えていくのを自覚した。


「フィーか! ありがとうな!」


「もう! ご主人様、怪我しないって約束してくださったのに!」


「あー、悪い悪い。ちっと油断しちまった」


「本当にお気を付けてください。ご主人様に何かあったら、私、泣いちゃいますからね!」


「フィーが泣くのなんて見たくねーな。分かった。次は気をつける!」


「絶対、絶対。約束ですよ!」


「ああ!」


「準備、整ったよご主人様!」


「よし! 待ってたぜアリーシャ! やっちまえ!」


「うん! 食らいなさい! 【インフェルノ】!」


 アリーシャが魔法を発音すると同時に異形のモンスターの足下に炎の円が出現したかと思うと、次の瞬間、広間の天井にまで届くほどの炎の柱が出現した。


 大気を焦がす、ゴォ、という音と共に炎の柱は異形のモンスターを包み込み、その肉体を超高温の炎で焼き焦がす。

 そして――。


「はぁ、はぁ、はぁ、どう? ご主人様。トドメ、させた?」


 炎の柱が消えたあと、ケンジはそろそろと近付いて剣の切っ先で倒れたモンスターを小突いた。


 何度も何度もモンスターの身体を小突き、反応が無いのを確かめたあと、近付いて剣を逆手に突き刺した。


 それでも動かない様子にモンスターの死を確信したケンジは、振り返って少女たちに結果を告げた。


「大丈夫。動く様子はない。無事、討伐は完了だ!」


「はぁ~、良かったぁ……」


「なんだかすごく疲れましたの……」


「ご主人様も怪我しちゃうし……うう、怖かったよぉ」


 ケンジの声に少女たちは一様に安堵の表情を浮かべる。


「まだまだ仕事は終わってねーぞ」


「あ! 封印球!」


「そうだ。俺たちの目的は瘴気溜まりの浄化だ。って訳でフィー、封印球を頼む」


「はい!」


 ケンジに言われ、フィーはインベントリから取り出した封印球を瘴気溜まりに投げ込んだ。


 すると封印球が割れると同時に眩い光が広間に満ち――やがて瘴気溜まりから漏れ出していた黒い靄が立ち所に消え去った。


「ど、どうですか? ちゃんと浄化できていますか?」


「ちょっと待ってくれ。えーっと……」


 ケンジが瘴気溜まりのあった場所に視線を集中すると、【鑑定】アビリティが発動してその場の状況をARウィンドウに表示した。


「うん、『浄化された大地』だとさ。恐らく浄化成功だ」


「やったーっ!」


「ふぅ、これでスタンピードは終わるんだよね」


「ええ。わたくしたちのお役目はこれにて終了ですの」


 ピリピリとした雰囲気を纏っていた少女たちの肩から力が抜け、年相応の幼い表情が浮かぶ。


 その様子を微笑ましく思いながら、


「みんなお疲れ様。手伝ってくれてありがとうな」


 ケンジは少女たちに心から感謝の言葉を贈った――。



※お仕事が忙しくなってきたので、次は不定期の21時更新となります

 できるだけ早めにご提供できるよう頑張ります

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