低きものへの挽歌

低きものを虐げれば低きものに弑されるが定め 

 

不死鳥が己が焔で止まり木を焼き払い不眠不休で衰滅するが如し 

 

低きものに阿れば低きものが思い上がるも性ね 

 

靴を手に履けば机上泥に塗れるが如し 

 

低きものその低きが故に低きと見做したものを虐げる 

 

山と日の下で鼬は不滅なり

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一茶「言の葉」 枕本康弘 @moto_yasu

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