第六章 黒洞々たる闇に



GM:では四条邸を出て六角の屋敷に向かう。

PL:はーい

GM:というところで…

六華:ヤダーーーーーーー


GM:四条邸の探索を終えて家から出ようとすると、六華はまたも発作に見舞われる。その様子は前よりもひどく呼吸が乱れ、目は虚ろになり、地面をのたうち回って苦しむ。


~幻視・参~


眼前に、切り立った岩壁がそびえる。

その麓には漆黒の闇を湛えた洞窟がぽっかりと口を広げていた。

足を踏み入れると、無明の中、夥しい数の少女の死骸が足元を埋め尽くすように無造作に棄てられている。

少女たちを掻き分けるように、一歩、また一歩と進む。

黒洞々たる闇が沈殿し、進むたび、どろりと背後に流れていく。

そして、闇の奥からトリカブトの色をした巨大なそれが、赤く燃える八つの眼で、まさぐるようにこちらを視ている。


六華:【CON対抗】1D100<= 90 > 66 ⇒ 成功

六華:【SAN値チェック】1D100<= 67 > 27 ⇒ 成功

[轟六華]SAN減少:67 → 66


陸奥:「六華さん…っ!」

六華:「うぅ…!うぐぅ…ッッハァ…!!ハァ…!!く、蜘蛛が…土蜘蛛が…!!あぁぁ…ッ!!」

紫苑:「きゅ、急にどうしたんですか!?またこの間の発作…??よりもひどい…?」

六華:「うぁ…少女たちの死体が…あぁっ!うぐ…っ。」


紫苑:前例のない症状にアワアワとしつつも腕にあったはずのアザを確認してみます


GM:では蜘蛛の痣は肩にまで達しているのがわかるだろう。そして以前よりも、より色濃く、はっきりとトリカブトの色をした蜘蛛が浮かび上がっているのもわかる。

 ほどなく、六華は徐々に平静を取り戻していくだろう


六華:「…スー…ハー…。ハァ…、すいません。もう大丈夫です…。…行きましょう、六角邸へ。」覚悟を決め前を向く


▼六角邸前


 ここまで来ると早朝から行動していても日が暮れている頃だろう。夜空には薄雲がかかり、月が出ている。

 六角邸は大きな屋敷だ。如何にも極道者の、と言った風の豪邸だ。二階はない。高い塀に囲まれ、正面には大きな門がある。しかし門は少しだけ開いている。


GM:というわけで六角の屋敷の入り口です。〈聞き耳〉が振れますよ。


六華:【聞き耳】1D100<= 74 > 21 ⇒ 成功

拓光:【聞き耳】1D100<= 50 > 22 ⇒ 成功


 ここで〈聞き耳〉を試みた場合、異様なほどの静けさを感じ取るだろう。また、風に乗ってわずかに鉄錆のような臭いが鼻をくすぐる。


六華:「あまりにも静かですね、それに…クンクン。五反田邸でした臭いと同じ…鉄のような臭いがします。」


GM:入ってみると前庭は見事な日本庭園で、池を中心に庭石や草木が配置され、四季折々の景色を鑑賞できるように造られている。

 しかし今、そんな美しい景色は存在せず、池は赤く染まり、屍が幾つも転がり、刃物で斬られた人間の血でそこら中が血の海になって血生臭さに満ち満ちている。


GM:当然ながらSANチェック!


拓光:【SAN値チェック】1D100<= 64 > 5 ⇒ 成功

紫苑:【SAN値チェック】1D100<= 37 > 10 ⇒ 成功

六華:【SAN値チェック】1D100<= 66 > 57 ⇒ 成功

蓮:【SAN値チェック】1D100<= 61 > 5 ⇒ 成功

[東地拓光]SAN減少:64 → 63

[日比金紫苑]SAN減少:37 → 36

[大原蓮]SAN減少:61 → 60

[轟六華]SAN減少:66 → 65


GM:探索者が庭に踏み入り歩いているところで〈聞き耳〉ロールを行なう。


拓光:【聞き耳】1D100<= 50 > 45 ⇒ 成功

六華:【聞き耳】1D100<= 74 > 99 ⇒ 致命的失敗!

蓮:【聞き耳】1D100<= 65 > 82 ⇒ 失敗


六華:うーわやったわこれ

GM:六華は耳鳴りに襲われ続く2回の間、視覚以外の感覚を使う技能に-20だ

六華:でっかぁ


成功すれば、屋敷の中から微かに、低く掠れた女の叫び声が聞こえる。


拓光:「…声が聞こえる…。」口元に人差し指を立てながら

六華:「え?…私まったく聞こえませんでした…。耳鳴りが…。」

紫苑:「……??」


GM:屋敷の廊下など、至る所に能楽で用いられる女や翁、般若などの能面が飾られている。屋敷を調べ回っていると〔和室〕へと辿りつく。


▼和室

 他の部屋に比べれば小さいが、一般的には十分な広さの和室だ。

 争ったような形跡があり、壊れた調度品や割れた壺の破片が床に散乱している。

 部屋には見覚えのある物が落ちている。写真で見た「薄緑」の鞘だ。また畳がめくられており、地下に開かれた扉がある。暗い地下への階段が伸びている。


GM:うーん、拓光ちょっと〈日本刀〉振ってみて


拓光:【日本刀】1D100<= 85 > 24 ⇒ 成功


GM:剣士が刀の鞘を捨てていくことの意味を、拓光は理解した。

それは戻す鞘を捨てる。すなわち、もう戻らない、帰らないことの意味を持つ。


拓光:あーね

蓮:だよね~


拓光:「…!急いだほうが良さそうだな。」

六華:「い、行きましょう。」ゴクリと喉を鳴らしつつ続く


GM:命を捨てて、怨嗟を断ちに死地へ発つ友は、目の前に。


蓮:薄緑の鞘は調べられる?歴史?

GM:調べられるよ。〈オカルト/人類学/歴史/サンスクリット語〉をどうぞ

蓮:だからサンスクリット語is何!?いいや、とりあえずオカルトで


蓮:【オカルト】1D100<= 75 > 76 ⇒ 失敗

[大原蓮]幸運値使用:70 → 69 ⇒ 成功


GM:・薄緑の鞘

 鞘の表面に薄っすらと光を帯びた文字が浮かび上がっている。曲線を主体とした独特の象形文字だ。〈オカルト/人類学/歴史/サンスクリット語〉に成功すれば、サンスクリット語の旧字体の一つに似ていることに気づく。

 だが、こんな言語は見たことがない。即ち、この刀は人間が作ったものではないのかもしれないと思い当たる。


蓮:「この文字…この世の物か…?」


GM:こちらの文字ですが、〈クトゥルフ神話〉が振れます


紫苑:【クトゥルフ神話】1D100<= 7 > 9 ⇒ 失敗

拓光:【クトゥルフ神話】1D100<= 2 > 25 ⇒ 失敗

蓮:【クトゥルフ神話】1D100<= 2 > 53 ⇒ 失敗

六華:【クトゥルフ神話】1D100<= 2 > 81 ⇒ 失敗

[日比金紫苑]幸運値使用:49 → 47 ⇒ 成功


GM:〈クトゥルフ神話〉技能のロールに成功すれば、これは“イスの偉大なる種族”の「イス語」だと分かる。

 読解は極めて困難で通常人間には到底理解が及ぶものではないが、何故か「土も木も我が大王の國なれば何處か鬼の宿りなる」と書かれていることが分かる。

 そして鞘と刀身自体もイスの偉大なる種族が作り出したものだと理解する。これを読むことに成功した探索者は〈イス語〉を5%獲得する。


紫苑:イス語って何!?

GM:"イスの偉大なる種族"っていう上位生命体の言語だね。当然ながら地球人には理解できないよ


紫苑:「イス…語…?私なんでこんな事がわかって…??草も木もこの世に生きるものは天皇の治に従う…?鬼であっても天皇に背いてこの国に在り続けることは出来ない…?って意味だよね…?」

陸奥:「つまり…、そもそもが、物の怪の類を殺傷するために造られたもの、ということですか…?……えっ、読めるのですか…!?これが…。」

六華:「い、イス語…?凄い、読めるんですね…!」と文字の写真を撮る

蓮:「化け物切りの刀を化け物が作るのか…。」

紫苑:「ちょっと歴史とか古語とか和歌とか好きでたまたま聞いたことがあるんです…イス語はなぜか…なんですが…。」

陸奥:「不思議な…ものですね…。」


GM:まぁ有り体にいえば電波の受信とか、天啓とかだね。

蓮:まぁ、そうよなぁ。他には?

GM:散乱しているものについて調べられる。〈歴史〉〈芸術(能楽)〉をどうぞ


蓮:【歴史】1D100<= 80 > 26 ⇒ 成功


GM:・部屋に散乱しているもの

 壁から外れて床に落ちている能面と絵画が目に留まる。

 能面に対し〈歴史〉〈芸術(能楽)〉に成功すると、“顰(しかみ)”という怒り狂う悪鬼を表す面だと分かる。

 なお、これを用いる有名な演目に『土蜘蛛』があると連想する。


GM:あとは絵画が飾られているね。〈オカルト/歴史/芸術(絵画)〉をどうぞ


蓮:【歴史】1D100<= 80 > 33 ⇒ 成功


GM:絵画は浮世絵だ。〈オカルト/歴史/芸術(絵画)〉に成功すると、江戸時代の浮世絵師である歌川国芳の模写と分かる。

 浮世絵には源頼光が土蜘蛛と対峙している光景が描かれている。よく見てみると源頼光の手に、六華と同じ蜘蛛の痣があるのが分かる。その手に握られているのは薄緑だ。


GM:土蜘蛛塚を調べているので、ここで〈アイデア〉ロールをどうぞ。


蓮:【アイデア】1D100<= 75 > 77 ⇒ 失敗

六華:【アイデア】1D100<= 50 > 90 ⇒ 失敗

拓光:【アイデア】1D100<= 75 > 52 ⇒ 成功

紫苑:【アイデア】1D100<= 65 > 100 ⇒ 致命的失敗!


GM:紫苑は、脳に尋常を超えた知識のフィードバックを受けた影響か、鋭い痛みを感じる。世界に対する知識を君は知りすぎたのかもしれない。

次のSANチェックの値が固定値で+1される。


紫苑:痛ぇええ

拓光:やばくね?

紫苑:SANチェック関係だけ全部失敗するんだけど!?


GM:成功すると、土蜘蛛を倒した源頼光は病から快方に向かったということを思い出す。

 もし頼光も呪いを受けていたとすれば土蜘蛛を倒せば呪いは解けるのではないかと思い当たる。


六華:これ土蜘蛛殺せなかったら呪いで私死ぬって言ってる?

GM:そう言ったつもり

六華:ああああ絶対殺す

GM:キャラとプレイヤーの乖離がすんごい。いや良い事だけど。


紫苑:「うぐ…頭痛が……。」

拓光:「……。」自顎に手を添え少し考えた結果、上記のことを思いついた

紫苑:「拓光…?なにか思いついたの??」

拓光:「…ん。少し考えごとをしていただけだ。」

六華:「……?」

陸奥:「あっ。……あの、こんなことしかできませんが…。」


GM:彼女は年代物のランタンを部屋から見つけ、持っていたライターで灯す。

手に持って探索者の行く先を照らしてくれるだろう。


六華:「わ、陸奥さん…ありがとうございます!」


GM:階段を下りる途中、血にまみれた人間の右腕が落ちている。

 腕はしわだらけで枯れ木のような、老人のものだ。

 血溜まりができ、そこから点々と血がさらに下へと続いている。まだ乾いておらず新しい。


六華:うわっ見んとこ

紫苑:でも道中にあるんだよね?

GM:あー、じゃあ全員〈幸運〉をどうぞ。一番低い人は躓く。


拓光:【幸運】1D100<= 75 > 7 ⇒ 成功

紫苑:【幸運】1D100<= 50 > 13 ⇒ 成功

六華:【幸運】1D100<= 75 > 62 ⇒ 成功

蓮:【幸運】1D100<= 70 > 52 ⇒ 成功


六華:私じゃねーか!!


GM:六華は、何かに躓くような感覚を足先に覚えた。それは、血の滴る人間の右腕だった…!


拓光:「足元気をつけろ。」

六華:「はい?…キャアア!!!ひ、人の腕が!!!」

紫苑:「ヒャ…!!」目の前で叫んだ六華の声にびっくりします


GM:階段を下り切ると一本の通路が伸び、それに沿って檻が続く。

 檻には番号が付けられていて、虚ろな目の衰弱しきった女性が大きな一つの檻に何名も入っている。合わせて十五名はいるだろうか。

 まるで刑務所のようだ。檻の全てに鍵がかかっている。檻に近づけば掠れた声で麻薬を欲しがる。

 それしか言わず、会話にならない。


GM:さらに少し進むと通路の左手に〔石造りの大部屋〕がある。通路は部屋を横切り、まだ先へと続いているようだ。


▼石造りの大部屋

 部屋の中央には、直径にして4mはあろう巨大なマンホールのような鉄の円盤が嵌められている。

 どうやらこの円盤は大きな穴を塞いでいるようだ。

 円盤の表面には蜘蛛と花(トリカブト)の意匠が描かれている。

 また、部屋の隅に小さいが机がある。机の上には数枚をクリップで綴じた[書類]が置かれている。


六華:まず書類でしょ


・机の書類

 机の上にある書類には「蜘蛛の糸」と銘が打たれている。どうやら研究レポートのようだ。これは大勢の名前が書かれているリストと、日誌のような記述で構成されている。

 名簿の名前の横には日付らしきものと一桁の番号が記されている。

 名前の中には番号で書かれているものもある。数名は赤丸がしてあるが、他は全て名前の上に赤線が引かれており「廃棄」と付記されている。

 名簿の中に四条初音の名があるのを発見する。

初音だけは二重丸がしてあり「神託」と付記されている。

 また同じく、四条村正の妻らしき名前と、そこに付記された「廃棄」の文字を見つける。日付は半年前だ。


GM:レポート日誌の記述の中に以下のようなものがあるのを見つける。

「今年はなかなか完成品が出来ない。大量の材料を使った蟲毒厭魅はわずかながら阿烙子を造る成功率を上げるようなので積極的に行なうべきである。材料発注済」


GM:研究レポートを読んだ探索者は、彼らは既に人を人とも思っていないことを確信する。

 これらの冒涜的な地下施設の惨状を目の当たりにした君たちは、体中から血の気が引くのを感じるだろう。SANチェックだ。


六華:【SAN値チェック】1D100<= 65 > 78 ⇒ 失敗 ⇒ 1D6 > 3

[轟六華]SAN減少:65 → 62


六華:四条の奥さんも材料になっとるやないかーい!

紫苑:ってか、初音ちゃんがあまりにも救いが無さすぎる…


六華:「これは…!…あまりにも酷すぎる…!」とレポートを落とす


蓮:バサッと取り落とされたレポートを蓮は手に取り、目を通します

拓光:おなじく

GM:では同様にSANチェックを。


拓光:【SAN値チェック】1D100<= 63 > 18 ⇒ 成功

蓮:【SAN値チェック】1D100<= 60 > 12 ⇒ 成功

[東地拓光]SAN減少:63 → 62

[大原蓮]SAN減少:60 → 59


GM:そのまま〈歴史〉をどうぞ


拓光:【歴史】1D100<= 20 > 83 ⇒ 失敗

六華:【歴史】1D100<= 20 > 35 ⇒ 失敗

蓮:【歴史】1D100<= 80 > 95 ⇒ 失敗


GM:おや残念。幸運値使います?

蓮:うーん、いや、やめておきます。この後多分戦闘だし


・鉄の円盤

 この鉄の円盤には、端に横にスライドさせることができる部分がある。

大きさは人が通って下へと入れるほどだ。

 まるで捕まえた虫を入れるためにある虫カゴの小窓のようだという印象を受ける。

 近くには縄梯子が畳まれて置いてある。


GM:〈聞き耳〉をどうぞ


六華:【聞き耳】1D100<= 74 > 87 ⇒ 失敗

蓮:【聞き耳】1D100<= 65 > 51 ⇒ 成功


GM:〈聞き耳〉に成功すると、円盤の真下から「カリカリカリ…」と爪で引っ掻くような音が聞こえる。

 それは震える指先一本の爪で、頭蓋の裏側にへばりついた脳髄をこそぎ落とすが如く、か細い音だ。

 そして、この鉄の円盤はまるで地獄の釜の蓋であるかのような、絶対に開けてはならないのだという一種の強迫観念めいた考えが探索者の全身を駆け巡る。


GM:開けます?

拓光:絶対嫌なんだけどw

紫苑:でも何があるか見たくない?

六華:ここまで来たら全部見ようぜ!

拓光:じゃあダイスで決めよ。50以下で開ける。51以上で開けない


拓光:1D100<= 50 > 42 ⇒ 開ける


GM:馬鹿どもがよぉ!

蓮:しゃーねえ見るかぁー


GM:脳髄を残らず腐らせてしまいそうな酷い異臭がする。暗く、深い穴の底に赤黒い液体が溜まって井戸のようになり、壁には引っ掻くように爪痕がいくつも残る。

 そして、深い闇の中に、金と翠の縞模様が脈打つのを垣間見る。じっと目を凝らせば、それは蜘蛛の膨れた腹部であることに気づく。

 黒く、艶のある長い八本の足で立ち、本来あるべき蜘蛛の頭胸部に白い肌の裸の女の上半身が生えている。

 紅い爛々とした眼でこちらを見つめ、やがてニタリ、と笑う。


GM:至極当然ながらSANチェックだ!!


拓光:【SAN値チェック】1D100<= 62 > 28 ⇒ 成功

紫苑:【SAN値チェック】1D100<= 36 > 82 ⇒ 失敗 ⇒ 1D8 > 8

六華:【SAN値チェック】1D100<= 62 > 71 ⇒ 失敗 ⇒ 1D8 > 8

蓮:【SAN値チェック】1D100<= 59 > 94 ⇒ 失敗 ⇒ 1D8 > 8


[東地拓光]SAN減少:62 → 61

[日比金紫苑]SAN減少:36 → 27 不定領域突入!

[轟六華]SAN減少:62 → 54 不定領域突入!

[大原蓮]SAN減少:59 → 51 不定領域突入!


六華:【アイデア】1D100<= 50 > 21 ⇒ 発狂!

六華:【一時的狂気決定】1D10 > 6「殺人癖」

六華:【不定の狂気決定】1D10 > 2「極度恐怖症」


蓮:【アイデア】1D100<= 75 > 29 ⇒ 発狂!

蓮:【一時的狂気決定】1D10 > 7「幻覚」

蓮:【不定の狂気決定】1D10 > 7「四肢機能不全(左腕)」


紫苑:【アイデア】1D100<= 65 > 33 ⇒ 発狂

紫苑:【一時的狂気決定】1D10 > 8「反響動作」

紫苑:【不定の狂気決定】1D10 > 7「四肢機能不全(左腕)」


GM:突如、六華の目の色が変わる。


六華:「ハァハァ…!く、蜘蛛が…蜘蛛が体を這い回ってる…!!嫌…嫌だ!!なんで私が…なんで私がこんな目に…!!」と焦点が合わない目で頭をぐしゃぐしゃと描きむしりながら呼吸が荒くなる

陸奥:「六華さん?大丈夫ですか…?」

六華:「そもそも、陸奥さんが…あなたが私を巻き込まなければ……!」

陸奥:「り、六華さん、何を…きゃあっ!」

六華:「ア”あぁッ」ギロッと陸奥に視線を移しふらふらと振り向いた後、六華を見て恐怖している陸奥に走り出し首を絞めようとする


拓光:【組み付き】1D100<= 85 > 81 ⇒ 成功


GM:六華が凶行に走ろうとした矢先、拓光は即座に六華を拘束にかかる。

羽交い絞めにし、ひとまずは落ち着くまで維持を決め込むのだった。


六華:「う”ぅ”ぅ!!!!!!離せこの!!!!!!デカブツ!!!!!」

陸奥:「落ち着いてください六華さん!本当に、本当に申し訳ございません…!本当に…ごめんなさい…私のせいで…私のせいでこうなってしまったことは…!」

六華:「ううぅぅ…!!!」怒りと恐怖で泣きじゃくりながら暴る

陸奥:「ごめんなさい!!ごめんなさい…!ごめん…なさい…。」


GM:一方、もう一組はというと。自身の動きを反響動作する紫苑を化け物だと幻視している蓮が、思う様に体が動かずのたうち回っている。


蓮:「…ぁ…や、やめろ…!…来るな!!」後退ろうと動かした足が上手く動かず床に尻もちをつく

紫苑:「…ぁ…や、やめろ…?…来るな??」

蓮:「は、はやく逃げないと…このままじゃ…。」震える手足で懸命に床を這いずり前へ、部屋の外へと向かおうとするがうまくいかない

紫苑:「早く逃げないとこのままじゃぁ??」と言いながら蓮と同じように床に尻もちをつき外へ向かう蓮の後を追うように這いずる

蓮:「…っ…やめろ…!!放せっ!!!」振り回した右足が空を切り床を何度も叩く

紫苑:「…っ…やめろ…??放せっ???」といいながら右足を振り回す

蓮:「…う、うわ!来るな!!!来るな来るな来るな!!!」バタバタと手足を動かすが焦りのせいかやはりうまく進めない

紫苑:「…う、うわ?来るな??来るな来るな来るな??」バタバタと手足は空を切る


GM:反響動作で追いすがる紫苑を、蓮はどんな幻覚のフィルターで見ているのだろうか。自身に迫る何かが、自身と同じ言葉を反芻しながら迫ってくる様子が繰り広げられる。

 少なくともGMはこの時点でかなり怖い。


 拓光は暴れる六華を片手で抑えながら煙草に火をつけ周囲を見渡す。

泣きながら謝る陸奥に暴れる六華。地面を同じ動きで転げ回る蓮、紫苑。

 目を一度閉じ。拓光は一言。


拓光:「ぅゎぁ……。」


蓮:地獄絵図すぎるwww

GM:私は一応確認したからな!開ける?って聞いたからな!!

紫苑:いやーだって見たいじゃん?

六華:最悪だwww

拓光:これ俺はどんな顔して見てればいいのww

GM:というわけで次回クライマックス!

PL:はーい!

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