第109話 よく有るおさらい的な奴②
第109話
鏡side
:ちょっと信じられねぇな………
:でも、拳一発で
:10重を使える変なロリコン仮面だからな…
:う〜ん、個人的には気に食わない奴だけど、凄い奴なのは散々見せつけられてるからな…
:無駄に説得力有るのよな…
うんうん、それは本当にそう………
「玲奈先生、普通の人は何重まで出来るんですか?」
「良い質問だ、月。特化してない奴は6重だよ。俺もそれ以上は普通に無理。其処のハーフエルフの母である賢者のクソアマエルフだってそうだったしな………」
「殺しますよ?」
「おお、怖っ!でも、性格がクソなのは進も認めてるだろ、アレ………」
「母上様をそう呼んで良いのは父上様だけだ!!」
「アイツが呼ぶ自体は良いのか………」
:玲奈様やあの賢者様でも無理なのか………
:ていうか、玲奈様もよくあの人をクソアマエルフって呼べるな………
:変な仮面野郎は良いのか………
:まぁ、推定夫だし………
:【このコメントは削除されました】
:故人にまで駄馬が暴れるのか………
「おっと、また話が逸れたな。じゃあ、続きといくか。身体強化魔法特化や固有魔法持ち以外は全ての属性の
残当な話だ………
私もそういうのが出来ないから、剣術の道を選んだという面も有る………
「今回は丁度良いお手本が居るからな。例えば、水ちゃん!」
「はい!」
「彼女は回復魔法や結界魔法などが使える。コレもまた固有魔法程とは言わんが一握りの奴等が使える物だ。」
「えっへん♪」
凄いドヤ顔してるわね、あの娘………
実際凄いし、何度も助けられているのだけれど………
「まるで僧侶や聖女みたいだよな………」
「ふふふ、私は聖女。皆は私を崇め奉ると良い♪」
「はいはい、調子に乗らない………」
:追放物の偽聖女みたいだな…
:調子に乗って破滅しそう…
:でも、無駄に可愛い…
:それが良いんだろ、それが…
:昔からそういう絵多いしな、この娘…
:尚、分からせ物も多い模様…
:ナマモノなんだから程々にな?
全くですよ、本当………
間違ってそういう絵に引っかかった時は、滅茶苦茶血の気が引きましたよ………
────思い出さない様にしましょうか、ええ。
「そして、弾とかの応用で魔力を武器に纏わせる戦い方も有る。」
「私もコレですね、矢が特別製ってのも有りますけど。」
「はいはい、私もです!!」
アレ、良いですよね………
私なんか浦島さんみたいに力技で斬撃を飛ばす事しか出来ませんし………
:花ちゃんの矢、凄いよな…
:ユンさんの奴はもっと凄いけどな…
:でも、何か原理は違うっぽいな…
:玲奈様の言だと、弾は使えないっぽいもんな…
:じゃあ、どうやってるんだろう?
:賢者の娘さんだし、俺達の理解が及ばないやり方なんだろうよ…
確か、自分の魔力を無理矢理に変えれる様に修行したとか言ってましたね………
弾を使えなくても、性質を変えれる様に頑張ったって………
数百年頑張れば、誰でも出来る様になるとも言っていた………
エルフ基準で言わないでくださいよ………
人間には絶対に無理じゃないですか………
「そして、次は〘
「私のも一応〘
「コレは私の得意分野です♪」
「文字通り、召喚する奴だな。そこのメスガキは特殊過ぎる例だから無視するとして、基本的には属性に応じた攻撃を召喚し発動させる。分かりやすいのだと、吹雪とかかな。前に月が召喚してたし。後、賢者レベルになると、隕石も呼べるぞ。」
派手で格好良いですよね………
The魔法使いって感じで私は好きです………
:正に魔法使いって感じだよな…
:前の配信で呼んだ吹雪とか凄かったもんな…
:ていうか、賢者様って隕石呼べたのか!?
:凄すぎて、何も言えねぇよ…
:藤○とか、美園○カかよ…
:何か例えが古い奴居るよな、さっきから…
別に良いでしょうに、前者は有名な漫画キャラなんですから………
「最後は光と闇属性だな。コレは単純だな。光による浄化と消滅、闇によるデバフと消滅。たったコレしかない。」
「まぁ、知識としては知ってましたけど、言葉にすると本当に呆気ないですね………」
「仕方ないだろ、実際にそうなんだから。でも、その代わりに他の属性よりは希少だし火力も高い。特に消滅の方はどっちの属性でも厄介だ。」
まぁ、消滅ですからね………
厄介にならない方が可笑しいというか、昔の漫画に居たク○アとか強過ぎてドン引きしましたもん………
:まぁ、大体イメージ通りだな、光と闇…
:持ってる奴等が少ないから、どんな感じかよく分からなかったから助かるぜ
:同じ事も出来るってのは、対をなしてるって感じで好きだぞ、俺…
:善悪同源って奴か…
:光=善、闇=悪って訳でも無いから、微妙に違うのでは?
「そうだな。光=善、闇=悪は単なるレッテル貼りさ。結局は唯の力、持ち主の使い方次第だからな。────さて、魔法については語り尽くしたし、折角だ。あの力について話す事にしよう?」
────あの力?
いや、もしかして………
「お前等はよく知らないだろう、権能についての話をな………」
続く
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