第1話 -3- 言葉と言葉
落ちた剣を屈んだ
「全ての祈りを叶える泉、それを得る為に私を切るか」
「いいえ、あなたを切ることで私の願いが果たされるのよ」
言葉と言葉がぶつかり、しかし
「友人を切ってまで渇望するとは、いかなる夢か」
「敗北した後で存分に思い知ればいいわ」
斬撃が止められた。
その瞬間に
「私はお前を好ましく思う。だがここで終わらせる!」
「わたし、は——」
冥土みやげの言の葉に
「――あなたが好き」
言葉と言葉が相容れて、
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