裏話#5


#5 各国の騎士団


 本作に登場する国々には、国とその地に住まう民達を犯罪者や深淵の軍勢から守る為に戦う騎士団が存在します。


 今回は、各国の騎士団について簡潔に解説させて頂きたいと思います。


 聖王国騎士団

聖王国の騎士団。王立学園騎士科の卒業生の大半は、卒業後はここに所属する。

剣術、魔法共に高水準の能力を有する騎士達が所属する。

所属する騎士達は、初代聖王アヴェルが編み出した『聖剣術』を体得している。

騎士団の中から選抜される守護騎士は、この国で騎士を志す者なら誰もが目標に掲げている。


 守護騎士

聖王国が誇る精鋭騎士であり、その勇名は他国にも轟いている。聖王国の前身であるリュミエール王国建国に尽力した47人の勇士が起源とされており、総員は47人で固定されている。

徹底した実力主義が掲げられており、総員である47人全員が揃った時代は数えるほどしか無い。

その実力の高さから、聖王国内だけではなく他国にも派遣される事が多い。


 

 帝国騎士団

その名の如く帝国の騎士団。騎士の数、実力共に聖王国騎士団に比肩する。

かつて、大陸全土を統治した古代王国の流れを汲む剣術『帝剣術』の習得が義務付けられている。



 白銀騎士団

氷雪国の騎士団。所属する騎士達が白銀の胸当てを身に付けている事が呼び名の由来。幅広の大剣による破壊力重視の『剛剣術』の使い手が多い。



 連合騎士団

砂漠連合の騎士団。砂漠連合出身者は地の力を宿す者が多く、所属する騎士の大半が地の力を宿している。

二振りの剣による『双剣術』、鞭のように変化する特殊な剣を用いる『蛇剣術』に習熟した者が多い。



 侍衆

極東国を守護する剣士達。この国では、侍が騎士に相当する存在として広く知れ渡っている。

薄い片刃の剣である刀を用い、彼等が振るう『抜刀術』は各国の剣術の中でも一、二を争う剣速を誇る。



 神殿騎士団

大陸最古の歴史を誇る宗教国家たる創世神国の騎士団。女神が降り立った地に建てられた神殿を守る騎士団ゆえに、この名称が用いられている。

小国ゆえに他国と比較すると数で劣るものの、実力には定評がある。

守りに長けた剣術で知られる『護剣術』に習熟した騎士達が多数を占める。





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