第211話収穫祭をしよう

残りのモイの収穫も終わりヴィオラによる選定で色々な作物を様々な条件で植えていった結果わかったことは一区画の畑で栽培出来るのは続けて2回までそののち試薬品を与えて2日休ませるのが一番効率的な畑の運用になるのではないかと話になった。


「ナイト様現時点で畑の区画は20区画まで広げることが出来ましたが、これ以上広げるのであれば専門の人員を増やす必要があるかと思われますがいかがなさいますか?」


「収穫量は今の状況でも例年の3割増しでいけると思うから現状維持でいこう。それとこれだけ収穫出来るとわかったからにはそろそろ領民にもこの畑を知らせようと思っている。もう少し栽培する種類を増やしたのち収穫祭としてこの畑を領民に知らせる流れはどうかと思ってるんだがいいかな?」


「それはいいことかとその時にはモイを使った料理や他の作物を使っての料理で持て成すのもいいのでは?」


「それならぜひ俺としては呼びたい客人がいるんだが招待状を用意してもらっていいだろうか?」


「ナイト様ちなみにそのお呼びしたい方とは誰でしょうか?」


「ドワーフ王国で俺と一緒に料理をした三人なんだが、あいつ等には新しい料理はいい刺激になると思うし、なかなか国を出ることのないあいつ等には外の世界からも刺激を受けて新しいことに挑戦する楽しみを改めて実感してもらいたい」


「なるほど、でしたら日程を数日中に決めてすぐに招待状を送りましょう。ナイト様からの招待なら断られるということもないでしょうから、もし他にも招待したい方がおりましたら一緒に送りますので考えておいてください」


「わかった、決まり次第すぐ連絡するよ。いつも助けてくれてありがとう」


「いえ、私は出来ることをやっているだけなので」


こういう行事的な事務とかはシルキーがやはり誰よりも知っていて細かな点も気づいてくれて助かる


さてせっかくアイツラを呼ぶならなにかサプライズしたいな。時間はまだあるから考えておこうかな、収穫祭をやるなら他になにか出来ることはないだろうか




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