第171話ちゃんと考えあったんだな
昨日のティナのマッサージのお陰で目覚めは快適だった。マッサージのあとすぐ寝てしまったのでいつもより早い時間に起きてしまった。
起きた後は、初日にレオナルドが起こしにきたのをふまえて、体を柔軟していきなり来ても対応出来るよう構えておく。
外の日が登り始めるころ外が騒がしくなってきた。予想通り朝からまた来たな。今日は、なにをさせるつもりなんだろうな。ま〜なにがあっても乗り越えてみせる。
「さーさー朝が来たぞ、1日休んだんだ。やる気は十分だろ。すぐ支度をして集合しろー」
よし、体は問題なくいける。さー今日もやってやるぞ。
「よし、集まったな、お前らが初日にしっかり走ったお陰で濡れた道もガッチリ固まって走りやすくなっただろう。今日は3往復終わったやつから飯にして良い。やり方はわかるな?では、早く行ってこい」
レオナルドの怒号が響いた瞬間一斉にバケツを持ちみんなが走り出した。流石に2回目になると対応も早いな。これは負けてられない、俺もすぐさまバケツを持ち走り出す
「ふむ、2回目だけあって動きは悪くないな、どれどれ今日はどんな結果になるかのう」動き出す俺達を楽しそうに見つめる鬼がそこにはいた。
川につくまでに何人もの兵士とすれ違う、その足取りはバケツを揺らさないように意識をしながらも足早に去っていく姿だった。
やっぱりみんな前回のことをかなり意識をしているな。1度こぼして滑りやすくなれば、そこから連鎖反応のごとく犠牲者がどんどん増えていったからな
その後はトラブルも無く無事にみんなが水を汲み終わり落ち着いて食事をとっていた。
「2回目だけあって慌てるやつは、おらんかったな。良いぞ、しっかり学習してやれることを増やしていけ。この朝の水汲みでは無駄な動きを減らして体力をつけるのが狙いじゃからな」
そんな狙いがあったのか、いやだが確かに言われると納得出来るな。単純なことだが理屈にあっている
「どれ次はチームを作ってやるとするか、まずは半分に別れるように好きなようにお前達で組め。ちなみにチームを分けるんだから当然勝負になる。負けた方は罰ゲームを受けてもらうから真剣に考えたほうがいいぞ」
おい、あいつなんてこと言いやがる。今の話を聞いた瞬間みんなが殺気立ったぞ。残った飯を食いながらも、その目は獲物を狙うハンターの眼そのものだ
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします。最近調べたら下の下でまだまだ稚拙な作品だなと理解しつつ諦めず書いてやろうと奮起しております。知り合いの方が書籍化など羨ましい努力の結果が出ているので負けていられません。皆様の協力お願いします。こんなふうにしたほうがいいとかあればぜひ参考にします。
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