第170話地獄の前の癒やし
ティナの言葉が俺の中に突き刺さる。これからは、もっと周りを見て考えて行動しようと改めて自分を戒めた。
「は〜体を軽くほぐすつもりがすいませんでした。無茶をさせて明日に響いたら大変なのに」
「いや、ティナの言葉は俺の中にしっかり響いたよ。早く聞けて良かったと思う。それに必死になって動いたから体も予想以上にほぐれて結果的によかったが流石に連戦は厳しいからこれで勘弁してほしい」
「ほぐれたなら良かったです。お詫びにと言ってはなんですがサービスしますので汗を流して部屋でまっていてくださいますか?」
「おっおう分かった、部屋で待機してるよ。ティナもゆっくりでいいからしっかり汗を流してから来いよ」
二人が去ったあとの訓練所では、みんなが集まり先程の二人の戦闘について語り合っていた。
「おい、あの戦いどう見る?」「いや、あんな速さの戦い見るのだけで精一杯だぞ。もし、あの戦いに混ざっていたら秒殺だろうよ」「しかも男の方は昨日訓練で最後までやりきって倒れたやつだよな、動けなくなるまでやつはいたが気絶するまではあいつだけだったって」「なんか、あの女の子が強くなることができた魔道具あるみたいだな。」「後できいてみるか?あんな戦い見せられたら俺達も強くなることができんじゃないか?」
こうして、ティナの格闘術を格段にあげた魔道具の存在が知れ渡りリザや、ヴィオラは生産のために徹夜で奮闘するのはまた別の話
「おまたせしました。ここからは昨日頑張ったナイト様の体調を支えるためにマッサージをさせてもらいたいとおもいます。ナイト様は気を楽にゆっくりしてください」
汗を流し部屋で待機していたらティナも程なくしてきた。しかし、その格好がなんとも言い難い姿だった。体のラインがよくわかる白いワンピースで膝上までしか丈が無く中が見えてしまうんじゃないかと不安になる姿だった。
「あっこの格好ですか?普段しないやつですのであれですよね。でも、かわいいし、私は結構気に入ってるんですよ。それに、ナイト様もまんざらではなさそうですし。」
ティナは分かっていながらこの格好をしてきたらしい、それならこっちだて楽しませてもらおうじゃないか、実際かわいいのは確かだしな。
「それではうつ伏せになって楽にしてください。今から全身の筋肉をマッサージして、明日からに、備えますから。これで明日からの訓練も無事に乗り切れるはずです」
そうだったな。明日からまた地獄が始まるんだよな〜。ならせめて今日今だけは天国を味わせてもらおう。
ティナのマッサージはまさに至福の時だった。訓練で傷んだ筋肉がゆっくりほぐされ癒やされていく。これなら、明日は万全の状態で迎えることが出来るだろう。それと、他の男には悪いがティナの魅力的なスタイルもゆっくり見ることが出来た。マッサージの最中俺の一部が元気になってしまったことにティナが気づいていなければいいが。帰る時下半身をみてニヤッとされた気がしたが大丈夫だよな?気づいてないよな?
「ナイト様明日からの訓練はまた厳しいものになると予想されます。ですが、ナイト様ならそれを乗り越えて更なら強さを手に入れてくるだろうとみんなが信じてます。私達も、ナイト様に負けないように強くなりますから、私達にも頼ってくださいね」
ティナがマッサージが終わり帰る前にみんなの思いを伝えてくれる。そうだな、みんなと強くなっていこうと改めておもった。
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします。最近調べたら下の下でまだまだ稚拙な作品だなと理解しつつ諦めず書いてやろうと奮起しております。知り合いの方が書籍化など羨ましい努力の結果が出ているので負けていられません。皆様の協力お願いします。こんなふうにしたほうがいいとかあればぜひ参考にします。
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