第161話そんな終わり方ありなん?

まったく強すぎんだろ、このおっさんは正直勝てる気が全くしない。というより一段強さが上がった時点で死を覚悟した。

 さっきの首を切り落とす一撃はたまたま避けれたに過ぎない。そう何度も成功はしないだろう。


「相手の、実力を理解するのもまた実力だ。今のお前ではワシに勝てないと理解したか。まー剣技だけの戦いならばだろうがな。ボーズは、剣技だけではないはずだが、剣技だけでワシに勝とうとする節がある。舐めるなよ小僧、ワシが、どれだけ剣に命をかけてきたと思っている。今では野生の動物すらワシの気配で逃げ出してしまうのじゃぞ。動物は好きなのにじゃ」


あー動物好きには悲しい出来事だよな。野生の本能なんだろうな、自分より強いやつにはよっぽどのことがない限り近寄らないだろう。


「ワシだって努力したんじゃぞ、野生の中でも強いであろう狼やイノシシ、クマなんかとなら触れ合えるんではないかとおもったがそれすらも逃げてしまって会うことすら出来ぬのだ、お主にわかるか?この悲しい気持ちが」


クーンと悲しそうな思いが伝わってくる。なんかこの人可愛そうだしリルなら逃げることは無いだろう。来てくれリル

 リルは俺の影から静かに出てきてレオナルドを憐れな目で見つめていた。ちょっやめてやれよ、そんな目でやつをみてやるなよ


「ほーワシを見て逃げ出さないか、しかも影から出てきたとこを見るに察するにワシを引っ張りバランスを崩させたのはお主じゃな?全く見事なタイミングであったがなぜお前は、かわいそうなやつを見る目でワシを見つめてるんじゃ?」


リルは人の言葉を理解しているから、この人が、かわいそうに見えたんだろうな。リルから再び感情が流れてきてしばし考えて俺は眷属召喚を使うと、リルの、部下のみんなが召喚された。


リルはみんなが来たことを確認すると、部下に何かを話しているようで話が、終わったと思ったらレオナルドを囲みモフモフ天国へと誘った。



「おーこんなワシのそばに来てくれるのか?優しいなお前らは、しかもなんとも素晴らしい毛並みだ。まさかこんな世界があるとはな、あの王子からは、戦をいくつももらったが、このような素晴らしい世界はもらったことがないな。」


これは、チャンスかもしれないな

「もし、あんたがこちら側に来るなら今まで経験出来なかった動物との触れ合いをこちらから提供するがどうする?それと、今はまだ勝てないが、いずれあんた以上の腕前に目の前でなってやる。どうだ?


「なるほどの、ならば一つ条件がある、ワシが、剣技を教えてやる。そして、ワシを必ず超えるならそちら側に行こう。もう兵の士気は低すぎるし、ワシが、いなくなった程度で負けるならその程度の実力しかないんじゃ」


ここにティナ以外のモフラーゲットだぜ、剣技で勝てないのは悔しいが、絶対に勝ってやる




ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします。最近調べたら下の下でまだまだ稚拙な作品だなと理解しつつ諦めず書いてやろうと奮起しております。知り合いの方が書籍化など羨ましい努力の結果が出ているので負けていられません。皆様の協力お願いします。こんなふうにしたほうがいいとかあればぜひ参考にします。


https://kakuyomu.jp/works/16817330663200483402

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