第142話ウルフだって怖いものは怖い

テイムしたウルフに加えてその手下が合わせて10匹を引き連れて城に戻る。テイムしたのは、一匹だけだがボスとして群れを率いていたので、他のウルフも抵抗なく付いてきた。


「ティナ以前話したモフモフ帝国の第一歩としてウルフを手に入れてきたぞ。しかも、仲間を一緒にゲット出来たからすでにモフモフだ」


ティナは、こちらを見るなり頭を抑えてため息をつきはじめた。なんでため息をつかれないといけないんだ?しかも、今回の一番の主犯はディスだぞ、決して俺がなんかしたわけじゃない。


「ナイト様のやることだものね。深く考えるだけこっちが損すると学習したんだし、諦めるわ。それで、これだけのウルフどうしたの?」


俺は、ウルフとの遭遇から戦い、そしてディスに対しての服從までを熱心にはなした。


「は〜今回はディスちゃんですか、それで、他のウルフは本当に安全なんですね?一匹でも馬鹿なことしようならわかってますよね?」


その問いに俺はウルフを見ると、全員並んだかと思いきや服從のポーズをした。見た瞬間に並んでとかよっぽどティナの殺気が怖かったのか


「プッぷふふははは ごっごめんなさい。まさか皆が一斉に服從のポーズするなんてこんなの見たのはじめてよ、よっぽど怖がらせちゃったのかしら。これだけしたのなら安心かな。触ってもいいかしら?」


俺は、ボスの方を見ると静かにうなづいた。


「うーん 毛並みは悪くないわね、そうねマリアこの子達をお風呂に入れてあげたいの、協力してくれる?」


「もちろんです。すぐに用意するのでちょっとだけ待ってくださいね。」


俺は、マリアを手伝いすぐに簡単にだが、お風呂を用意する。慣れた作業だったので簡単に出来た。


「さーみんな順番に洗うわよ、これから私達の仲間になってくれるなら汚れたままではいけないわ。その自慢の毛並みも今よりさらに最高に仕上げてあげるから」


ティナは、さっそく順番に洗っていく。ウルフたちもお風呂は初だったから警戒しながらだったが次第に気持ちよくなってきてどんどん警戒がなくなり最後にはだらけきったウルフが、誕生した。


「うん、これでばっちりね、ニオイも毛並みもさらに良くなったはずよ」


お風呂から出た順に体を乾かしていくと、最初とは明らかに違う気品すら感じるウルフになっていた。


「ばっちりね、これからよろしくねあなた達をこれからを期待してるわよ」




ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします


https://kakuyomu.jp/works/16817330663200483402


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