第136話ゴブリンキング戦2

鎖から開放され自由な身となったゴブリンキングは、近くにあった斧を手に取り数回振り回す。振り回した時に出る音がすでにその威力を物語っていた。


「こっからは俺が前に出るから援護を頼む。可能なら最大威力で撃ってもらうから覚えておいてくれ」


ゴブリンキングも体をほぐし終わったのかこちらを見て構えるが、俺を見てない?その視線の先には、シルキー達がいた。シルキー達を見るやいなやよだれを垂らしながらニヤついている。

 このゴブリンキング今俺を無視して、女をどう犯し食ってやろうか考えてよだれを垂らしているのかが分かった。ゴブリンキングのあそこが反応して固くなっているのが見て分かる。

 これには、さすがに我慢出来ずマリアに命令してしまう。「マリアわかってるな?全力であのクソをぶち抜いて不能にしてやれ」


「ナイト様大丈夫です。わかっています、あの節操がないクソには鉄槌を下さないといけません」


マリアは、全力で杖に魔力を溜めて狙いを定めている。俺もサポートしなきゃな、俺は蛇眼を使い動きを止める。そのタイミングをみてマリアが放った。


魔力砲はまっすぐゴブリンキングのいきりたつものめがけて向っていく。当たったかなと思った瞬間なにか抵抗を受けているように見えた。マリアの怒りは相当なものだったのか砲撃はまだ続いている。

 次第に抵抗も限界がきたのかバリンとなにかが割れる音が聞こえたと同時に魔力砲が貫く。


グガァ〜と叫び声をあげてゴブリンキングが倒れる。マリアの放った魔力砲は火の属性でゴブリンキングのあそこは炭化していた。こわ〜やれとは言ったがあれを見ると同情するわ。


ゴブリンキングもさすがにこの痛みには耐えきれずもがき、暴れているが次第に落ち着いてくる。


「ナイト様そのゴブリンキングには自己再生のスキルがございます。警戒なさってください。他にも魔力障壁、狂化、軍勢のスキルが」あの魔力砲を抵抗していたのは魔力障壁ってことかだけど限界もあるってことだ。そして、これも狙っていたスキルの軍勢を持っている。まだ使う気配はないが警戒はしないとまずいな。さて、自己再生を超える攻撃を繰り出さないといけないな


ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします






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