第135話ゴブリンキング戦1
声のする方向に向かっていくと鎖に繋がれたでかいゴブリンが、いた。鎖を見るとどこらかしこにヒビが入っておりいつ壊れてもおかしくなさそうだった。
「あのデカさに凶暴さゴブリンキングでしょうね。おそらく先程倒したゴブリンシャーマンによって抑えつけられていたのでしょう。しかし、ゴブリンシャーマンが倒れたことによって開放されたんでしょう。あの鎖ももう限界でしょうから、いつこちらに向かってくるか」シルキーがモンスターを見ていまこちらがどのくらいやばいのか教えてくれた。
ゴブリンキング、かなりの大物だな。しかも、怒り状態で近寄るのも困難だ。こうなれば、このまま遠距離でいけるとこまで行って接近戦に持ち込むしかないかな。
「マリア全力の一撃じゃなく連射するイメージで撃ってくれないか?ダメージも確認したいから属性も変えながら」
「では5発撃ったら属性を変えます。聖 火 水の順でいきます。」
「あー頼む、鎖で繋がれて固定されている間になるべくダメージを与えておきたい。」
シルキー達は結界を発動できるように、構えておいてくれ。こちらを守りながら戦うのは厳しいと思うからな。
「分かりました。こちらは、防御に専念しますのでこちらに構わずゴブリンキングに集中してください。」
よし、これで準備はいいかな。俺もまずは弓で相手をしよう。
「行くぞマリア、後ろの皆には手を出させないように守り抜くぞ」
「はい、守りきってみせます。いきます」
マリアが魔力砲を撃ち始める。俺はそれを確認しながら弓を引き2段階目の威力で弓を放つ。多少のダメージはあるが大ダメージとはいかないみたいだ。属性も変わりがあまり無いように感じる。こうなると直接やるしかなくなる。あのデカさの一振り一振りがこちらには脅威だ。弓の状態から、大剣に形を変えてかまえる。マリアにはこちらの補助をする射撃を頼む。
バキッとゴブリンキングを抑えていた鎖がついに切れた。鎖が切れたことを確認するやいなやこちらを見てにゃっと笑った気がした。
遠距離戦での第一ラウンドは終了だな。第2ラウンドの始まりだ。さっきまでのゾンビたちとは桁違いの強さだ。気を引き締めていこう
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします
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