第134話リリ◯ルマジ◯ル全力全開なの
新たなスキルの可能性を聞いてダンジョンの奥に進もうと考え、皆で2日かけて装備を整えてダンジョンの入口にきた。
「さて、またここにきたけど今回の目的は新たなスキルの確保だ。入ったらすぐゾンビの群れが来るはずだ。なので、俺と、マリアがでかいのを一発撃って進路を確保する。そしたら、一気に進んで目的のスキルを持つモンスターを探ししだいスキルを狙いにいく」今回の目的を話して安全第一で進むことを念頭に入れておく。
「もちろんです、皆さんと安全に怪我なく今日も頑張ります」
「久しぶりの出番ね、私も魔道具師として色々作ってきたからサポートは任せて」
リザも久しぶりに戦闘に出てきて、オリジナルの魔道具を、試すいい機会だろ。ディスのお陰で色々魔道具の幅が広がっただろうしな。
ディスのお陰で色々進展したが、同時に進展したが威力などのコントロールまでが追いついていないのが気にかかる。ここで無茶して怪我しては元も子もないからな。こればかりは、俺がしっかり見ておくことにしよう。
「よし、行こう」俺の合図とともにダンジョンに足を踏み入れる。すると、侵入に気づいたのかゾンビが奥からぞろぞろとこちらにむかってくる?
「マリア、方向だけは意識して威力は遠慮なし、全力全開でぶっ放せ」俺はマリアに伝える。最低限の威力で試す必要はあるが、最大の威力もやはり知っておく必要はあるからな。周りを気にしないで撃てるならチャンスだ。
「わっ分かりました。ではいきます」マリアは魔力を込める。すると杖の先が目を開けられぬ程の光を放ちはじめる。さすがにこれだけの光を放つほどの威力はやばい気がする。俺は、ためらわずマリアに撃たせた。
ズドーンそれは、やはり試して正解の威力だった。マリアは腰が抜けて座り込んでしまった。撃った先には、先程まで群れていたゾンビは見事に消え去り見事なまでにクレーターが、出来上がっていた。
「ふー威力については後で考えるとしてまずは先に進もう」俺達は前進し、前回来たときより先に進むことに成功した。
先に進むとゾンビではなく、ゴブリンシャーマンがおり、その周りをゾンビが囲むように構えていた。あのゴブリンシャーマンがこのゾンビたちを従えているみたいだな。
「マリアすまないがあそこのゴブリンシャーマンの気を引くためにさっきより威力を下げて反対側に魔力砲をお願い出来ないかな、奴らの気がそれたタイミングを狙って一気に近寄り俺がゴブリンシャーマンを片付けてくるから。」マリアは頷き呼吸を整えタイミングを伺う。
シャーマン達の気が散ったタイミングを狙い魔力砲を放った。その衝撃に驚き混乱してるとこを狙い一気に駆け寄り前方2匹のゾンビの頭を切り飛ばし、シャーマンが杖を持っている右腕を肩から一気に切り飛ばしたと同時にスキルイーターを発動させる。
ビンゴついニヤけてしまう。狙っていたスキルを確認出来たので俺は奪い自分のものとする。
ゴブリンシャーマンから奪ったのは眷属召喚のスキルだった。これで俺も、モンスターの召喚が出来るようになる。これも試しながらになるが、以前考えていたモフモフなモンスターを眷属にして召喚してモフモフ王国を、ティナに見せてあげることができる。そんな考えをしているとダンジョンの更に奥の方からとんでもない怒りが籠った怒声が響き渡った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます