第132話信用第一
これは、ナイトとマリアがダンジョンに行っている間の研究バカ三人娘の話である。
「ナイト様達大丈夫でしょうか?ディスちゃんが頑張って作ってくれた武器があるけど心配だな。」
「リザお姉ちゃん大丈夫なのです。あの武器は、リザお姉ちゃんの力もくわわっているので決して負けたりしないのです」ディスが両手を握りしめ、少しも疑いの目をしないで自信満々にいいきる。
「ディスちゃんがいうと大丈夫な気がしてくるから不思議ね、それにしても、あれだけの機能を試されるモンスターの方がかわいそうになるわ。対アンデット用に極限まで作り上げたんだから試し切りしに行ったつもりが無双して帰って来るんじゃないかしら?」
「無双して来るのがなんか悪いのですか?安全で帰って来るが一番なのです。」
「そうね無双して安全に帰って来るのが一番ね。でも今回は試し切りのつもりで行ってるからどのくらいで危険なのかも把握できるのが一番だと思うの。簡単に倒せる敵だけだったら、自分より強いやつがいきなり現れた時に対処できずそのままやられてしまうこともあり得るから。だから、逃げるタイミングも計算出来るようにならないといけないの。」
「ナイト様なら大丈夫です。引く時は引いてちゃんと帰ってきてくれるのです。」
「ところでディスちゃん確認したいんだけど、今はそれなにを作ってるのかしら。」
「これはですねマリアお姉ちゃんの為の武器です。これも自信作です。聖石を組み込んだ杖で魔力砲を簡単に撃つことが出来るです。他にもマリアお姉ちゃんが、使える水と火の魔力砲も撃てるようにしてるのです。ティナ様にも回復魔法について聞いていたので、少しの怪我なら治せる回復魔法も組み込んだ最強の杖です。マリアお姉ちゃんは、ナイト様より魔力は少なめなんで周囲に散らばっている魔力のかけらを自動で吸収してマリアお姉ちゃんの魔力消費を軽減できるようにしてます。」リザとヴィオラが頭を抱えてしまった。(それって周りに魔力があれば無制限で撃てるってことだよね)
「マリアちゃんナイト様一筋だからこの杖で、ナイト様より無双なんてしちゃわないか心配になるわね」
「マリアちゃんなら大丈夫、あの子はしっかり周りを見て動いてくれる子だからナイト様の邪魔にならないようにきっと動いてくれるから。いつも、私も困ってる時助けてもらってるからあの子なら、きっと一番そばでナイト様の支えになってくれる。私達も、負けてられない。直接は戦えなくてもこうやって二人を助ける武器やアイテムを作る事が、出来るから信じて待ってましょ」
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星を少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします
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