第85話リザとの出会い
遠征も無事終わり城に戻ってきた。たった数日だが懐かしく思える。新しいスキルも手に入ったし地道に拠点を改装していこう。
今回の遠征で作った簡易サウナだが、補給部隊の人が気に入ったので友好の印に少し広くしてから差し上げた。その代わり、薬草など欲しいものがあれば優先的に譲ってくれるそうだ。
拠点に戻り、荷物を整理してからみんなと城下町に降りて色々買い出しをしていく。
普段なかなか来ないのでなかなか新鮮だ、これからは来る回数を増やしていいかもしれないな。掘り出し物も見つけることもありそうだ。
ちょっと試しに裏道に入るとなんともいえない店が何件かあった。その中から、魔道具店らしいとこに入ってみる。
店の中は薄暗く店内の棚の上には、所狭しと何に使うのか分からないものが乱雑に並んでいた。
やっぱり魔道具店ならこんな雰囲気だよな。あとは、店の奥から婆さんが、
「あっ いらっしゃいませ」若い声だと、婆さんはどうしたんだ?
「お客さん初めての人かな?この店は最近おばあちゃんが引退して私が引き継いだの。魔道具と錬金術で作ったものをメインに販売してます。あと、まだ未熟ですけどお客さまの要望を、聞いてオリジナルの魔道具作成も承ってます」
オリジナルの魔道具かなかなかいいな、上手くいけば色々便利なものを作れるかもしれないな
「おっといけない私は魔道具店の新人オーナーのリザです。今後ともご贔屓にお願いします」
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