第84話倒したあとは

さて、無事倒せたし体の一部はもらって、他はみんなで解体して素材と食材に分けて、唐揚げを作ってあげないとな。唐揚げで実際目の色変わっていたし。これからの、補給部隊には、モンスター=食材として、見るやつが増えるに違いない。国としては、倒してくれるなら問題ないだろう。


ロックスネークの岩みたいな皮を少しずつ剥がし肉の固まりにしていく。肉の塊が出来たら調理とそのまま解体をする班に分けて作業を進めていく。


解体班は作業に慣れてきてどんどんスピードが上がる。これは、負けてられない。調理班は大まかな骨を取れば後は揚げるだけだがそれでは、物足りないと感じ俺は、唐揚げとは別に醤油があれば蒲焼とかもありだがないので白焼きも作ってみた。塩のシンプルな味付けだがプリッとした歯ごたえにじわっと出てくる旨味の油と合わさり、手が止まらない旨さになった。


これならみんな満足できるだろう。自慢の一品だな、倒すに苦労した分食べるのが楽しみだ。


料理もほぼ終わり、周りをみると補給部隊のメンバーが自主的にお風呂の用意もしてくれている。多分これからは、風呂の無い生活は無理になっていくだろうな。1日の回復度合いがまったく違うし。


それにこの遠征ももう終わりだ。今回の遠征では、補給部隊と和解でき組織としても繋がりが出来たから良しとしよう。


さて、無事料理も、完成して解体も終ったみたいだからご飯にしよ。


その夜の晩ごはんは、ロックスネークは好評だった。いや好評過ぎてロックスネーク専門の隊を作るべきかを、検討するグループが、いたくらいだ。確かに美味かったがまた、命がけにならないか心配に

なった。


そんな話で盛り上がっている中、ボーナスさんに呼ばれ俺は、そちらに向かった。


「ナイト君、今回の遠征では大変世話になった。君のお陰で誰も死なずにすんで、しかも士気も上がり今後は今以上の成果を出すことが出来そうだ。戦えないから補給部隊にと言われたものも確かにいるが、これからはそんなことを言わせないと君に誓おう。その若さでその強さ、秘密も色々ありそうだが、同じく国に、忠誠を誓う仲間として何も言うまい」


どうやら、ボーナスさんは、風魔法のことや突進について何かしら勘づいたみたいだが、何も言わないでくれるみたいだ。助かるな、バレて厄介なことに巻き込まれるのはゴメンだからな。


「意味とはぜひこれからも友好関係を気づいていきたいものだ」


「こちらこそ、補給部隊の、みなさんが友好でいてくれたら心強い。よろしくお願いします」


話も無事終わり二人でみんなが賑わう食事に戻った

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